菊地寛「恩讐の彼方に」
戦術が戦略の一部分であるように、金融政策はマクロ経済の一部分である。では「マクロ経済って何?具体的に。いいことあるの?」と問われた時に思い浮かぶのがこの小説。
中学校の国語の先生に個人的に作文を出して添削してもらっても「エコ贔屓よ!」と校長先生にチクるようなPTAもいない牧歌的な時代だったので、先生もたまに授業で扱っていない「ソクラテスの無知の知」や「上記の本は実話をもとにしたもので誰でも旅行に行けるよ」と教えてくれた。
青の洞門
難所の流通経路を掘り抜いたエピソードだから「マクロ経済」のジャンルだと思うんだけど。
電動キックボード
そういう一見余計な事に思える雑談でも、先生が楽しそうに話していると、子供は好奇心を持つものだ。どうやって行くんだろう。電車は何線に乗ればいいのかな。スマホの充電するとこあるかな...等々
「この作家さんは社長になったんだよ」「へえ...どこのですか?」「本屋に行けばわかるよ」
書店の平積み台
探してるうちに読書家になるかもよ。橋があっても足を使って渡らなければ意味がない。
♪泣くのが嫌ならさあ歩け(水戸黄門の歌)