エースをねらえ!実写版 2004年
この実写版は諸事情を汲みながらも原作にかなり忠実なのだが、重要な物語設定を改変している。
梅にメジロ
「役者の格」で揃えるなら「藤堂さんの引き立て役で友人の尾崎」は「ひろみの友人のマキ」とお付き合いをするのがオールドファンの安堵につながる筈なのに、実写の尾崎は竜崎麗香を「お蝶」と呼び捨てにして彼氏気取りの勘違いが入っている。なので20年程この役者を責めていたのだが、台本と演出がそうなっているので役者の彼には罪がない。テレビ朝日の製作委員会と社長の責任だ。
この重力装置が強いので、テニス協会理事の竜崎家のお父さんもこの顔で記憶していたのだが
正しくは▲この顔だった。
いい線行ってるでしょう。竜崎理事が西高テニス部に、デビスカップで活躍した宗方仁を招聘したのは、軽井沢から始まった日本のテニスブームが、世界に通用するように鍛え上げる大義名分はあるが、娘の麗香と同格で、竜崎家の婿養子候補として宗方を呼んだのである。
民放では許されても、真っ赤なポルシェ騒動のNHKでこの台本書き換えは認められなかっただろう。読み込みが浅かったのかもね。
週間マーガレット
なので、安倍晋三が「日銀は政府の下請けだ」と発言したり、イーロン・マスクが株主として、免許事業ではないにしても公共の言論機関であるツイッター社に自分の書き込みを目立たせるようにアルゴリズムの操作を命じたというのは、どうなんだろうね。
イカの遊具
「私物化」と批判されて、どのように反論と対応をしたのだろう。麻痺してるのかな。思ってるより大事なことだと思うけど。
民主主義にとって。