三種の神器と終身雇用制度

白黒テレビ 

1955年(昭和30年)のテレビの値段は89500円。現在の価値に換算すると約54万円。

三種の神器といえば「テレビ・冷蔵庫・洗濯機」。それ以降「カラーテレビ、自家用車、クーラー、自宅の風呂...等々」

終戦が1945年(昭和20年)だから、僅か10年〜30年で各家庭が100万円から500万円相当の家電製品やクルマを購入。1965年に白黒テレビの普及率が90%でカラーテレビに買い替えたという「奇跡の復興」を可能にした一因は、終身雇用と年功序列制度やハローワークで雇用と賃金と生活が安定していたからなのだが、マクロ経済最優先の人たちは「資産倍増計画」とか「貯蓄から投資へ」と言っている。

日本人とアメリカ人の資産構成の傾向値

ロベルトが「ボールは友達だ!」と言ってたし、アキオ(世良公則)が「女優に憧れ、女優を夢見ていた演劇研究生のただの女の方がよかった」と三田静香(薬師丸ひろ子)をひっぱたいた弾みで、彼女に女優の自覚が芽生えた訳だけど、

日能研のポスター

ここのところずっとアメリカ人と日本人の精神構造や生活習慣、言語や文法や美意識の違いを比較してきてわかったのは

パックス・アメリカーナや中国の一帯一路の日能研コスパもタイパも悪く摩擦が起きる。お金の投資で労働と育成の手間を省いても、一時的に発展途上国が裕福になって都市化しても長続きしないで借金が焦げ付いてデフォルト。IMFにも限界がある。」というイメージ。

GAFAMのAmazonApple以外のビジネスモデルは広告依存で、金融の「利子」にしても「モノ」を生産してはいない。つまり産油国以外は「モノ=マネーの対称性」を紡ぎ出せなくなっている。「実用=信用の利用価値」をね。

本田宗一郎と自動車工場

超優良企業のGAFAMがなんの躊躇いもなく、悪びれもせずにリストラ(人員削減)をするニュースを見ていて「あーあ。古くなっちまったな」と思った。

デフレでもインフレでも「日本のマネー感覚と文化」の場合は「貯蓄から▶消費」の方が経済が健全に回る。

老人ホームの月25万円の年間300万円を継続してポンと払ってるごく普通の人達の話しを、じっくり聞ける善の企画屋が少ないから仕方がないけどね。

マネタリズムの業界ではないし。理念からやらないと飾りが増えるだけ。

ビブラストーン「調子悪くてあたりまえ」