アプリオリとアポステリオリ

太田裕美「さらばシベリア鉄道

♪悲しみの裏側に何があるの/涙さえも凍りつく白い氷原/疑うことを覚えて人は生きていくなら/不意に愛の意味を知る...

産経新聞のキャッチフレーズ

全てについて疑うべし(De omnibus dubitandum。カール・マルクスの言葉)という方法的懐疑により、自分を含めた世界の全てが虚偽だとしても、まさにそのように疑っている意識作用が確実であるならば、そのように意識している我だけはその存在を疑い得ない。「自分は本当は存在しないのではないか?」と疑っている自分自身の存在は否定できない。(wikipedia引用/デカルトのコギト・エルゴ・スム)

四谷シモン球体関節人形

デカルトは夭折した娘フランシーヌの人形を作り、トランクに入れて持ち歩いていました。画像はデカルトの晩年、船旅の途中で海が荒れた際に船長がデカルトの船室から気味の悪い人形を発見し、海に投げ入れた所、収まったという話の挿画です。(愛書家日誌より引用)

魅上照

また、これを意識の「内部」の発見と位置付けることもできる。中世までの哲学では、意識の内部と外部の問題系というものがなかった。いいかえれば、内部に現われている観念(表象)と外部の実在が一致すると思いなされてきた。ところが、デカルトの方法的懐疑はまずこの一致の妥当性を疑った。

すなわち、表象と実在は一致するのではなく、むしろ表象から実在を判断することは間違いを伴う、というのである。(wikipedia

♪何にも知らずに乗せられたのが/不幸の船だと気付いて泣いた...(太田裕美「ドール」)

無知の知ソクラテス

初代ウルトラマンテレスドン

コトバンク引用
・第一哲学
〘名〙 (prōtē philosophia の訳語) アリストテレスの哲学で、特殊の存在領域を限定せずに、存在を存在として問題にし、究極の根本原理を研究する学問、すなわち形而上学

wikipedia引用
・第一原理(英語:first principles)とは、最初におかれる原理。他のものから推論することができない命題である。
▶哲学における第一原理
アリストテレスは第一原因(不動の動者)という概念を用いた。
これが後世の哲学にさまざまな影響を及ぼしている。
アリストテレスの第一原因という概念は、18世紀のドイツの哲学者イマヌエル・カントの哲学にも形を変えて継承され、
アプリオリという概念として現れ、
▶▶アポステリオリと対比される。

アプリオリのほうは一番最初に置かれている命題や論理であり、
・アポステリオリはそれから導かれる命題や論理である。(英語版記事 en:A priori and a posterioriを参照)

形而上学は手を尽くして第一原理を見つけ出そうと試みた。考える人は自分の知識がちゃんと理にかなっているということを知りたがり、そのためには一般に認知される第一原理が必要だったのである。

沖雅也の「親父と涅槃」

不条理だよな。

バスケットボール

草薙素子光学迷彩

太宰治富嶽百景

月見草の野村克也

中世までの哲学では、意識の内部と外部の問題系というものがなかった。いいかえれば、内部に現われている観念(表象)と外部の実在が一致すると思いなされてきた。ところが、デカルトの方法的懐疑はまずこの一致の妥当性を疑った。すなわち、表象と実在は一致するのではなく、むしろ表象から実在を判断することは間違いを伴うというのである。

無知の知ソクラテス/祖)

▶▶哲学における第一原理
アリストテレスは第一原因(不動の動者)という概念を用いた。アリストテレスの第一原因という概念は、①アプリオリという概念として現れ、②アポステリオリと対比される。

太宰治

春日山から飛火野あたり/ゆらゆらと影ばかり泥む夕暮れ/馬酔木の森の馬酔木に/尋ね尋ねた帰り道/君を捨てるか僕が消えるか/いっそ二人で堕ちようか...(さだまさしまほろば」)