ルッキズムの不思議

前述の「顔なき声」の一連で書いた事だけど、高密度で暑苦しい戦後文学のイメチェンで出てきたのが

村上春樹佐々木マキ

同、安西水丸

なので実写の

この顔は読者にとって出てはいけないものだった。例えば

声優の肝付兼太の役柄

ここに本人の顔が出ると不都合でしょう。観客にとって。

それでも

春日武彦「私はなぜ狂わずにいるのか」

SMAPの「世界に一つだけの花」や「ありのままの自分」「キラーコンドーム」というのは、▲こういう形をしてるんだよ。ねじれたリビドーみたいな。

そうすると今度は

村上春樹

年季の入った実写の方が安心できる場合もある。①アニメと②映画/①マンガと②小説の間には、難易度ではなくて、①は虚構のフィクション(夢)が二重に入っているから「痛くない」。鬼滅の刃の無限列車編で乗客の少年少女が「夢を見せてもらえない」と切迫した様子で煉獄さんを闇討ちしようとする場面があるでしょう。あそこは大事だよ。福祉をやる上で。

「空中元素固定装置」の意味が通じただろうか。