恐怖政治はお好き?

フランス革命後に恐怖政治を敷いたとされる「ロベスピエール」の新機軸の分析本(高山裕二)

当時のフランスでは、国外の第一次対仏大同盟によるフランス革命戦争、内部のヴァンデの反乱に代表される反乱に直面し、危機的状況にあった革命政府では非常事態を乗り越え革命を存続させるため、敵を徹底的に排除し共和国を守るためとして

「恐怖政治(Terreur:テルール、テロの語源)」

が行われた。この時ロベスピエールは可能な範囲で有罪者を増やさないよう立ち回ったものの、クーデターでは倒されるべき陰謀家とされ、死後、彼こそが恐怖政治の首謀者だったと説明された。(Wikipedia)

支配のための「恐怖政治」より、愛のために戦うケンシロウの無想転生の「保守政治」を恐怖したラオウ(拳王)

モーセの十戒を刻んだ石板を納めた「契約の箱 (アーク)」

勇者ヒンメルや断頭台のアウラなどの二つ名で

「律法のモーセ」

が、神から授けられた「十戒」は、当時識字率も低く、義務教育も受けていない「野蛮な民衆」に向けて発令したものだと宗教学者の中沢新一が「緑の資本論」で書いていた。

僕はケアマネの仕事で親の認知症で悩んでいる家庭を訪問すると

「悪意があって忘れてるわけじゃないですから。病気の症状ですから。」

とよく助言するんだけど、先程ネット探索をしていて、「魔族の黄金郷のマハトは人間に興味があるが、『悪意』を知らない」と読んで、少し考え込んでしまった。

悪の解釈が多様だからだ。

例えば高市早苗は悪意を持って責任ある積極財政や殺傷能力のある武器の量産体制やスパイ防止法による主権者である国民の監視や言論の自由の剥奪を目論んでいるのだろうか。

わからない。憲法で「知る権利」が保障されている筈なのだが、彼女は首相のくせに脆弱なSNSでの一方的な情報発信しかせず、国会など公の場で、正々堂々と討論する事も避けている。

主要7カ国首脳会議(G7サミット)にも欠席する体たらくだ。

悪意があろうがなかろうが、結果としてアベノミクスやホルムズ海峡ショック等が「インフレというより、スタグフレーション」を招いたんだから、これは看過できない。

国民の不満のボルデージが上がると、君子豹変で「恐怖政治」に舵を切りかねない。

シーナ・アンド・ザ・ロケッツ 「ユー・メイ・ドリーム」

それがあんたの夢なのか?

 

 

 

 

 

 

地獄に政治形態はあるのか

永井豪 「凄ノ王」

スサノオを祀った出雲大社

この注連縄は「縁結びの神」の象徴

五条悟の領域展開の印

芥見賞作家の中上健次は、音声に当て字をする文化のある日本で、「スサノオ」とは

「凄ぶる男」

の意味ではないかと推理している。

現世の三千大千世界で、地獄に落ちる者は

「この、罰当たりが!」

という「掟や法律を破った者」なのだが、スサノオは十束剣で八岐大蛇から戦利品で「天叢雲剣(草薙の剣/人間を草のように薙ぎ倒しても罪にならない生殺与奪の剣)」を奪い取った英雄なのに、天照皇大神が天の岩戸隠れをするきっかけになった「パワハラ」で、エデンの園のように、神々の領地であった「高天原」を追放されてしまった。

この日本神話に、「堕天使ルシフェル (魔王サタン)の神話」を連想する。

アレクサンドル・カバネル作
『堕天使』(1847年)
神が彼を天国から追い出すと告げた直後。

(Wikipediaより引用)

ルシファー(羅: Lucifer)とは:
キリスト教神学における悪魔・堕天使の名で、「光を掲げる者」という意味がある。

キリスト教、特に西方教会(カトリック教会やプロテスタント)において、堕天使の長であるサタンの別名であり、
魔王サタンの堕落前の天使としての呼称である。

▶ 悪魔にルシファーの名を「適用」したのは教父たちであった。

かつて大天使であった堕天使長の名とした。

この光の堕天使としてのルシファーの名がサタンの別称として普及したが、

教父たちはルシファーを、悪魔の固有名詞としてでなく、悪魔の堕落前の状態を示す言葉として用いた。

魔族残党の七崩賢と全知のシュラハト (葬送のフリーレン)

Wikipedia ②

ルシファーは元々全天使の長であったが、
神と対立し、天を追放されて「神の敵対者」となったとされる。「ヨハネの黙示録」12章7節をその追放劇と同定する場合もある。

堕天使となった理由や経緯については様々な説がある。

神によって作られた天使が神に背いて堕天使となったという考えは、旧約偽典ないしキリスト教黙示文学の『アダムとエバの生涯(英語版)』にみられる。

その中で悪魔はアダムに向かって、

「自分は神の似姿として作られたアダムに拝礼せよという命令を拒み、そのために神の怒りを買って天から追放されたのだ」

と語る。

『クルアーン』にもこれに類似した話があり、

「イブリースは粘土から作られたアダムに跪拝せよという神の命に背いて堕落した」

と数箇所で述べられている。

寺沢武一 「コブラ」

人間は群れや邑(村)を作って生存している動物なので、その社会や組織には必ず「掟」や「法律」や「約束」や「空気」がある。

それを破って堕落・追放されたルシファーやスサノオには、専制君主制度を適用するカリスマがあったのだろうが、地獄に落とされる他の者達も同じく「法を守らない野蛮人」なので、どのようにガバナンス(統治)しているのかは気になる処だ。

大魔族のソリテールと葬送のフリーレン

闘争の果てが死ではなく「敗北と隷属」の空間で、真人に開戦を打診する虎杖悠仁 (呪術廻戦モジェロ)