どれだけ金があって有名でも、こうはなりたくないものだ。

石川セリ「地下室のヴィーナス」

♪地下室のヴィーナス/苛立たしげに/自分の写真を/引き裂く/♪自分の影につまずき倒れる.....

ビル・ゲイツ

ギズモ

..........引用 ①

ゲイツが蚊の根絶に出資。反対の環境保護団体も ▶ by Antonio Regalado2016.09.07

特定の種を根絶させる「遺伝子ドライブ」を巡って、環境保護運動が引き裂かれている。

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(本部シアトル)が、遺伝子編集技術「クリスパー(CRISPR)」で蚊を根絶するテクノロジーの研究開発資金を倍増する。
「遺伝ドライブと呼ばれる手法は、野生動物の群を通して形質を広められるが、自然を改変することになるため、環境団体からは反対されてもいる。

ゲイツが資金を提供する「ターゲットマラリア」プロジェクトは、ロンドンのインペリアル・カレッジを本部に、マラリア蚊のデオキシリボ核酸(DNA)を改変し、オスを無精子化する方法を模索してきた。改変されたDNAを持つマラリア蚊が野生に放たれれば、遺伝子ドライブによりマラリア蚊はやがて絶滅するはずだ。

アントニオ・レガラード [Antonio Regalado]米国版 生物医学担当上級編集者米国版 生物医学担当上級編集者。MITテクノロジーレビューの生物医学担当上級編集者。
..........引用 ②
遺伝子書き換えてマラリア撲滅 ビル・ゲイツも推す技術は諸刃の剣。
GLOVE(朝日新聞)2018.07.02 

▶ カリフォルニア大学サンディエゴ校の昆虫学者、オマー・アクバリ氏
今年4月、米マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツは、「善意のゲノム編集」と題したコラムを寄稿し、かねて支援してきた遺伝子ドライブによるマラリア撲滅の実現が、リスクの過大評価のために足踏みすることのないよう訴えた。

一方、クリスパー・キャス9による遺伝子ドライブの可能性を最初に示したケビン・エスベルトは、論文の発表後は、悪意やミスで思いもかけない結果が生じるリスクに、技術者たちが最大限の注意を払うよう強調するようになった。

「僕自身、この技術は、とても素晴らしいと思っているよ」とエスベルトはいう。
「でも、何かが起こったとたん、すべてが台無しになる。そのことをみな肝に銘じるべきなんだ」

グレムリン

だとよ。