CHAUMET(ショーメ)のハイジュエリー
VOGUE熱がまだ引かないので感想文を続けよう。
スーパーブランドとその広告デザインは本当に目の保養になるのだが、全体的に一貫しているイメージは「カッコイイ」「気品」の密度が高い中で、104ページの「CHAUNET」は「かわいさを追求している」と改めて感じた。
これは六本木の高級クラブ「茜」の昔のチーママもそう言っていた。
▶ そもそもセブン&アイのような大衆スーパーとコンビニ業が主軸のグループが、たとえ一時期とはいえ日本の流行を牽引した西武百貨店を経営できるのかと疑問を持っていたのだが案の定だった。
お金を持ってなくても、綺麗なものが好きで美術や文学の推し活をしている審美眼予備軍に、鑑賞の門戸を開けばよかったのに。
子供の頃に体験した、真夏に百貨店のドアを開けて髪がなびく程のクーラーの突風の豊かさを。
観るのは無料(ただ)だが「憧れ」を種付けできるんだからさ。
「ルサンチマン」じゃなくて。