音楽業界が明示するAI社会の近未来

プロフェット

コルグポリシックス

ドリフターズ

スネア(ティンバレス)とシンバルの「シーラEセット(プリンスのバンド)」の元祖は加藤茶だったのか。バラエティ番組でドリフがまだ演奏を披露していた頃の「シンセサイザー」は鍵盤が付いてなくて、炭火焼き鳥の串みたいなつまみをクルクル回していて「あれはなんで音が出てるんだろう」と小学校で聞いても誰もわからなかった。

モノラル(単音)からポリフォニー(和音)になってお求めやすくなったKORGのPoly-6が如何にすごいものなのかは、パソコンのウィンドウズでそれまでのブロック崩しゲームみたいな画面に「絵が出る!」と感動したり、マウスを動かしたら「矢印が動く」!とかマッキントッシュで「デスクトップにゴミ箱がある!」などのダイナミズムと同種である。ムーアの法則シンセサイザーの進化も「初音ミク」でほぼ終了した。

AI社会が進化するとどうなるか。何のことはない。今の歌謡・ポップス界の荒廃の道を再び辿るだけである。反省文を書きながら同じ過ちを何度も繰り返し続けるのが人間の業なのだろう。

でもしかしそれならば、準備しておくと必ず必要とされる事は、歌謡曲業界の不具合を見ればわかる。