原始的(Primitive)な問題意識

パウル・クレー「黄金の魚」

トルコのカッパドキア

ギョレメの岩窟教会

キリスト教初期の迫害されていた教徒たちが隠れ家にしていたのが上記のカッパドキア「魚」ジーザス・クライストの符牒だった。パウル・クレーの「黄金の魚」は、諸星大二郎の漫画に出てくる「アミトングアジルジョング」や「ヒラニアガルヴァ(黄金の胎児)」とも通じる原初的なイマジネーションがある。

新約聖書より引用(Wikipedia

新約聖書ヨハネによる福音書』の冒頭では以下のように述べられる。

Ἐν ἀρχῇ ἦν ὁ Λόγος, καὶ ὁ Λόγος ἦν πρὸς τὸν Θεόν, καὶ Θεὸς ἦν ὁ Λόγος.

はじめに言(ロゴス)があった。

言は神と共在し、言は神であった

— 『ヨハネによる福音書』1:1(Κατά Ιωάννην Ευαγγέλιο)

これはキリストについて述べたものと解され、三位一体の教説の成立に当たって重大な影響を及ぼした。ロゴスは「父」の言である「子」(=イエス)の本質とみなされた。これにより「ロゴス」はキリストの別称ともなった。

..........

敬虔なクリスチャンの中には、今でも「ダーウィンの進化論」を否定する派閥もある。

ホットな課題の「Chat GPT」だけではないのは勿論だけど、作文の練習やマンガならともかく、「人間が製造した機械」が「法律」や「大事な文書」を無機質に作る可能性がある事に、問題意識がなさすぎると思うのですが。どうなんでしょう。