悪徳の手帖

澁澤龍彦サド裁判悪徳の栄え事件)

既存の歌謡曲を人前でバラバラに解体することに性的な快楽までは感じないけど、面白いと思ってしまう自分は大丈夫なのだろうか。と思い調べてみた。(Wikipedia引用)

サディズム(ドイツ語: Sadismus 英語: sadism)または加虐性欲(かぎゃくせいよく)は、相手(動物も含む)を身体的に虐待を与えたり、精神的に苦痛を与えたりすることによって性的快感を味わう、また、そのような行為をしている自分を妄想したり相手の苦痛の表情を想像して性的興奮を得る性的嗜好の一つのタイプである。極端な場合、精神的な障害とも見なされ、この場合は性的倒錯(パラフィリア)となる。巷では語感から佐虐性と言われる事もある。

嗜虐性向の強い小説作品を発表したり、実際にSM行為を娼館で行っていたというフランスの侯爵マルキ・ド・サドの名前に由来しており、オーストリアの精神医学者リヒャルト・フォン・クラフト=エビングの造語である。性的な倒錯として定義されたが、後に、加虐的な傾向一般をサディズム(Sadism)と言うようになり、性的嗜好サディズムは、「性的サディズム(Sexual Sadism)」とも言い分けて区別することがある。

サディズムとは何か
倫理観の発達していない年少の児童は、何の罪悪感も無く虫や小動物を殺すことがあり、こうした暴力性はサディズム的ではあるが、性的嗜好としてのサディズムとは、意味や内容が異なる。

言葉の一般化にともない、本来の用法から逸脱している傾向があるが、サディズムというのは基本的に他人を虐待して喜ぶ性質一般を指す言葉ではなく、「他人を虐待することによって性的興奮を覚える性的嗜好」のみを指す。嫌いな相手を叩きのめすことで爽快感を覚えるのは加虐性向(性格)だが、その際に性的興奮・快感を覚えていればサディズム(より正確には「性的サディズム」)であるといえる。

しかし、性格的なサディズムは性的サディズム心理的な感情や行動原理は似ており、区別しない場合もある。例えば、サディストは支配欲があり、暴力的な人間だからこそ成り立つといった考え方もあるのも理由の一つだ。

ある種類のサディズムは変態性欲、性的倒錯に規定されるため、このことにより言葉のニュアンスに差別性が存在するのは事実である。また、世間一般で、サディストは異常性欲者であるという偏見も存在する。しかし、性的嗜好における正常と異常を区別する判断基準は存在しない(参照:正常と異常、性における健康)。