コレオグラファー(振付師)の著作権とダンスの突然変異。ミームの寿命と補助線。

沢田研二「ダーリング」1979年

クールファイブの前川清は別格として、ジュリーのこの曲の踊りの振幅を

メトロノームに喩えるとするでしょ。

西武園ゆうえんち  2023年

現代のファミリー層や若者に求められているのは「懐古趣味(レトロ)」ではなくて「ビート」「針の振れ方」とDig it(桁を掘り下げる)する。

藤井聡太の「温故知新」

西条満(振付師)

土居甫(振付師)

鉄棒の逆上がり(沖縄県の少女)

アンソニー・トーマス(コレオグラファー

YouTubeでこれを観ると、同じ振り付けだが

ゲイブ・ドゥ・グースマン(ダンサー)

彼が主軸でリズム・ネイションを踊る場面で「ダンスの解釈。ダンスのボキャブラリー」が変異している事が明瞭に分かる。初出のジャネットの

模倣が難しい両脚のスウィングで

That's!とジャストを入れてるのは

兄のマイケルの「ムーンウォーク」を相続・継承したというシグナルの筈なんだけどね。

それが途切れてしまっている。

「個性」「オリジナリティ」でお茶を濁すこともできるけど、アンソニー・トーマスの「振り付けの歴史」の説明が足りなかったのかもしれない。

補助線

だからエントロピーが無闇に増大して空間認識が乱雑に細かくなる。

五条悟の領域展開「無限」

「パワー信仰」に依存しているからじゃないかな。ぼくの解釈では。

加古里子「だるまちゃんとてんぐちゃん」のじゃんけん

▶ 負けても3割貰えるならゲーム理論の戦略も変わってくる。動きが出る。そのために独占禁止法があるのだと思うけど。

長嶋茂雄

恵比寿スカイウォーク