ジェームズ・フレーザー「金枝篇」
のん「PURSUE」
▶ 統計学によると、一般的に新しいレコードやCD、楽曲配信を吸収・購入するのは30歳前後を境に減少のグラフらしい。
自分自身を振り返ってもそうだけど、この原因は「耳が古くなる(音楽脳が新陳代謝しない)」からなのだろう。
それまでに聴いてほぼ一式揃った「音のレジェンド、ライブラリーの『重力装置』」に呑み込まれてしまう。
政治でいえば「靖国神社」みたいな感じかな。「主義」とか。
▶ 上記のアルバムも最初は耳が受け付けなかったが、ラジオの選曲で訓練したザッピング速聴(倍速ではない)で引っ掛かった「僕は君の太陽」のグラムロックやジャコパス系のベースラインとエッジが効いてるギターのノイズから入って(ハーモニクスはちょっとズレてるしシャイだけどね)ようやく他の曲も聴けるように馴染んできた。
Adoとかもそうだけど、日本人が「パンク」と呼んでいる「ガラパゴス縦ノリビート」の中興の祖はこいつかな。
ARBのキースがなんで叩いてるんだろう。ドラムを。と思い選択。
スピッツ「名前をつけてやる」
前回の続きで行くと、ミュージシャンの収入も、クオリティだけでなく人気に左右されるし、著作者と演奏者だけではなく所属事務所やレコード会社他の関係者の生活にも関わる課題なので「どうせなら」とルッキズムに寄りがちになる。そこが芸術との違いかな。
▶ スピッツのこのタイトルはおそらくデビュー曲?の「ロビンソン」の♪片隅に棄てられて呼吸を止めない猫/の当たりがよかったので、あの猫の続編か外伝なのかもね。
前述の「音の重力装置」の話しに戻すと
ポルカドットスティングレイの雫
同アルバム「全知全能」の「テレキャスター・ストライプ」を若者に薦められて聴いた時は
「SRV(スティーヴィー・レイ・ヴォーン)の「Couldn't Stand The Weather」と椎名林檎と戸川純あたりかな。中興の祖は」
と思っていた。
TOTO「Hydra」
▶ ブログ前出の「A辞書 1280頁」の「ヒドラ(Hydra)」に対応。
因みに、TOTOのバンド名は「Total」のラテン語読みの略号だとデヴィッド・ペイチが音専誌で言ってました。
田んぼ
▶ 耳を耕さないとね。糖尿病で認知症になりたかないし。