森村誠一が永眠した。90歳の大往生。
映画「人間の証明」
作家になる前はホテルニューオータニの社員だった方で、このホテルがこの映画の謎解きの重要なファクターになっている。
「作家のカンヅメ」というと「サマセット・モームのラッフルズホテル」みたいに出版社の経費で長期滞在できるみたいだけど、それだけ住環境と接客マナーのよい空間で文体の訓練をしたのでしょう。
エピソード需要の香りがするんだけどね。
常連客の獲得だけじゃなくて、想像力豊かな人材への夢のあるアピールとか。
映画「グランド・ホテル」
あさま山荘事件の時に整合性のあるPRに成功して広告の教科書にも載ってる日清カップヌードル
▶まあ「ハシタナイ」と見るか「絶好球」と見るか。ライバルのホテルに抜かれると悔しいと思うけどね。
「虎は死して皮を残す」というし。
何かの証明書を発行するとか。