言語の垢落とし/映画を沢山観て、愚民政策を打破しよう

映画「007 カジノ・ロワイヤル」(ダニエル・クレイグ版)

ヴェスパーとジェームス・ボンド

ル・シッフル

JBのポーカーゲームのシーン

▶ このポーカー勝負でJBは途中で毒を盛られて危機一髪になるのだが、ボンドカーのアストンマーティンダッシュボードに準備しておいた解毒剤とAEDで緊急対応。ところがAEDの細いコードが繫がっていなかった事にショック症状の朦朧とした絶望感で気付いた時のダニエル・クレイグの表情は秀逸。

その「ラストワンマイルの接続」を一部介助したヴェスパーのあっけらかんとした顔とかね。さすが「サイボーグ009」のインスパイア・コンテンツである。

ル・シッフル(ルシファーの変形かな)

男の大事な所を、先端を握りこぶし状に結んだ荒縄で殴打され「ポーカーの取り分を預けた銀行の暗証番号を吐け!」と拷問されるジェームス・ボンド

「ハハハ。俺は絶対に暗証番号は喋らない。例え殺されても、自白剤を注射されてもだ。」

▶ そして九死に一生を得てアストンマーティンで逃走するJB。

命からがらたどり着いた自分の別荘ではボンド・ガールのヴァスパーが待っていてやさしく濃密に介抱してくれた。

▶ 艱難辛苦を乗り越えて、ようやく勝利と幸せを手にして任務完了と油断したその時、背広を着てアタッシュケースを持った銀行マンが二人の愛の巣に現れた。

「ポーカーで勝利したマネーをMi6に送金します。暗証番号を入力してください」

カネの取り扱いなど見飽きていると言った雰囲気で事務的に銀行マンが呟く。

「OK.....VESPER」と、スケベな英国紳士のボンドスマイルで、大事な金玉を荒縄でめった打ちにされても口を割らなかった暗証番号を、キザな手つきであっさり入力してしまう。

▶ ところがこの銀行員は、ル・シッフルの手先が変装した偽物だった!

テレビドラマ「3年B組金八先生」の武田鉄矢(バンド「海援隊」のボーカル)

▶ いいですか皆さん。日本共産党や左翼系の政治家がよく「国民の血税だろう!」とアジテーションする定番のフレーズがありますが、今の時代で自分の血の色を見るのは健康診断の採血や糖尿病の血糖値を計る時くらいで、買い物中に転倒して流血して救急搬送で治療する時はむしろ逆に、国民が納めた社会保障費の恩恵にあずかってる訳です。

間違えちゃいけませんよ。

▶ でも偽物の銀行員が去った後に、本物の銀行員が来て、ようやく詐欺に気づいたダニエル・クレイグが、包帯を巻いた股間の痛みも忘れて慌てて追いかけるシーンを思い出してみてください。

五条悟

▶ 言葉の神髄部分や表現も新陳代謝しないとね。

マスコミまで「前例主義」で惰性で書いてるから、愚民政策で骨抜きにされて投票率が下落するんだよ。

アパシー政治的無関心)のハニーポットに嵌って、芸能人ばかり虐めるとかさ。