大規模言語モデル、テレビ、漫画のビジネスモデル、他者の目

日本テレビ版のドラえもん。かなり原作の曲線に忠実で、青の色見も深め。

漫画の初期のドラえもんは今よりハチャメチャな表情だった。

テレビ朝日版のドラえもん

▶ ここが国民的ゴルディロックス

漫画版

フジテレビ版ワカメとタラちゃん

▶ 国民的ゴルディロックス

テレビと漫画本の構造的な違いは、

①テレビ番組は視聴者を増やして「広告収入」で運営している。おそらくプロデューサーや監督が「提供スポンサーの顔色」と「国民視聴者の顔色」等を「深層学習して生成」した象徴なのだろう。Google他の「B to Bモデル」の原型。

大規模言語モデルの画像

漫画の場合は「B to Cモデル」で読者がダイレクトで購入するので「作者が意識する他者の存在」がテレビとはやや異なる。

根本的な違いは「テレビやネットは光の三原色(RGB)で漫画や紙媒体は色の三原色(YMCK)」である。

前回掲出のラッセンは、版画だけど光の三原色を意識した配色だと思う。

これはどうかな。

セーラー服と機関銃  薬師丸ひろ子

セーラー服と機関銃  橋本環奈版

②は意図的に陰影を飛ばしてるでしょう。最近の写真の露光の流行。顔の角度も。

▶「ルッキズム」と一言でいっても「何を縦のラインの手本にしているのかわからない。横並びの顔ばかり」だけど、何か事情があるのだろうかと心配になる。

クリスチャン・ラッセンの版画

映画「となりのトトロ