オランダ人が欲しがるドイツ製の帽子をかぶった原田知世
▶ この手のジョークはエクリチュールの寿命にもよるけど「世代」や「地域」や「生活の金銭感覚」等で意味合いが変異する。小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」なんて韓国人は知らないでしょう。
フェルメールの本(著.小林頼子)
表紙は「天秤を持つ女」
現存するフェルメールの作品はピカソのように多くはないけど、連続性とリズムと寓意があって止まらなくなるんだよね。夢中になるというのかな。
白川静の辞書「常用字解」
▶ この本も同様。面白くて「PURSUE(追跡する)」すると時間があっという間に過ぎる。
甲骨文字
白川静が研究・辞書化した古代中国の記録。だが漢字学者によっては、白川の解釈は異端だとする諸説もある。これも「正解のない問題」だよね。アカデミックには。
ナポレオン・ボナパルトの肖像画と語録
「吾輩の辞書に不可能の文字はない」
仮にナポレオンの時代にスマホでGoogleを使いこなしていたらそういう気分になるかもしれない。
おそらく彼は辞書を読むのが好きで、部下や官僚が作った作戦に目を通して、辞書で照合していたのかもしれない。
ララァ・スンのニュータイプ・コミュニケーション(機動戦士ガンダム)
牛乳を注ぐ女(フェルメール)
山口百恵「神様のおぼし召し」
フェルメール「天秤を持つ女」
▶ 生成AIを使うのは構わないけど(ぼくには普及を止められないけど)、知識の主軸は紙の辞書の方がいいぜ。負け組になりたくなければ。
♪小柳ルミ子「お祭りの夜」