② 知識と分水嶺/眠れない街

オランダ人が欲しがるドイツ製の帽子をかぶった原田知世

▶ この手のジョークはエクリチュールの寿命にもよるけど「世代」や「地域」や「生活の金銭感覚」等で意味合いが変異する。小柳ルミ子瀬戸の花嫁」なんて韓国人は知らないでしょう。

フェルメールの本(著.小林頼子)

表紙は「天秤を持つ女」

現存するフェルメールの作品はピカソのように多くはないけど、連続性とリズムと寓意があって止まらなくなるんだよね。夢中になるというのかな。

白川静の辞書「常用字解」

▶ この本も同様。面白くて「PURSUE(追跡する)」すると時間があっという間に過ぎる。

甲骨文字

白川静が研究・辞書化した古代中国の記録。だが漢字学者によっては、白川の解釈は異端だとする諸説もある。これも「正解のない問題」だよね。アカデミックには。

ナポレオン・ボナパルト肖像画と語録

「吾輩の辞書に不可能の文字はない」

仮にナポレオンの時代にスマホGoogleを使いこなしていたらそういう気分になるかもしれない。

おそらく彼は辞書を読むのが好きで、部下や官僚が作った作戦に目を通して、辞書で照合していたのかもしれない。

ララァ・スンニュータイプ・コミュニケーション(機動戦士ガンダム

牛乳を注ぐ女(フェルメール

山口百恵「神様のおぼし召し」

フェルメール「天秤を持つ女」

▶ 生成AIを使うのは構わないけど(ぼくには普及を止められないけど)、知識の主軸は紙の辞書の方がいいぜ。負け組になりたくなければ。

小柳ルミ子「お祭りの夜」