痩身価値説の分析/脂肪は貧者の冷蔵庫

ちばあきおの「イガラシ(兄)」

ちばあきお漫画で誤解してはいけないのは、これは「清貧」ではなく、寧ろ丸井の言うように「貪欲。努力は無料」の切り口の方が先に進める。

水島新司の「犬飼小次郎」

コージィ城倉の「丸井」

▶ 糖尿病の低血糖のリスクとグラフ

治療でインスリンを投与する場合は、体の外部からのテコ(レバレッジ)が効きすぎてズドンと急降下して死ぬこともあるので、高血糖より低血糖に注意するのがセオリー。

これが人造人間キカイダーの「良心回路」のように、食事と運動療法で体内に「良い生活習慣」ができると、ホメオスタシスレジリエンスが蘇ってくる。

レジリエンスのグラフの例

五条悟のプロポーション

▶ 呪術高専の生徒は、バイトもしてないしまだ高校生なので経済的に自立していない。

冷蔵庫が普及してからまだ100年経っていないが、北極圏や南極圏のオットセイに顕著なように、動物は「捕食の成果と財産を脂肪に変えて」体内に蓄えてサバイバルしてきた。

五条が「痩身で最強」という設定は、それでバランスが取れる「呪力と術式と換金装置」を持っている証だから、男も女も憧れるんじゃないかな。

単なるイケメンじゃなくてさ。

北斗の拳のゲイラ

権力と財力があっても、こういうのを醜いと思う一般的な美意識の根は深い。

その嫌悪感が救いでもあるけどね。