VOGUE JAPAN 2024.1月号
▶ 74頁のGUCCIのモデルを観て「精悍」と浮かんで来たのだが、英語だとfearless等で勇敢とか闘志というニュアンスもある。
「痩身」への根強い価値観、では詩情が足りないので。
▶ 1980年代の精悍な顔つき。
北斗の拳のゲイラ
池田高校の蔦文也監督
ウェイトリフティング
やまびこ打線と言われた80年代の池田高校の練習で、超画期的だったのは、グラウンドを走り回って心肺機能を酷使するのが定番だった根性野球に、ウェイトリフティングを導入して筋肉を増やす方向に舵を切った事。
アストロ球団のバンアレン特訓室で練習中の三荻野球五
▶ こういうのに比べると、ウェイトリフティングの時間は精神的にも楽で、冬が待ち遠しかったもんな。
騎馬オペラ「ジンガロ」
▶ 広告用語でメディアの事を「ヴィークル(乗り物)」というのだけど、冠協賛がエルメスの「人馬一体」のこの公演は面白かった。
競馬の騎手やF1レーサーは自分の体重コントロールが即勝敗に関わるように、VOGUEに載っているスポンサーは、広告と記事が一体化して、呪術師が並んで祈祷する姿の象形文字の「競」の如く刺激的だよね。
ファニーな中にも精悍さを感じる訳。
インターネットのサービスが、バタイユが言うような「間接的な交換」の広告収入に依存しながら、広告を投石のように粗末に扱ったり、邪魔者扱いするなんて狂ってるとしか思えないけどね。何かが。
ジャン=ユーグ・アングラード
映画「ニキータ」
僕の美意識では、この映画が80年代と90年代の「顔」の橋渡しになったダーウィンフィンチの作品。
江口寿史のイラスト展
AIと雇用に関するデータ
▶ 結局は、消費者の感受性を耕さないと、サービスの価値は上がらない。
僕はそう思うけどね。真の流行は。