野球好きの正岡子規の六尺の病床
一億総中流と言われた時代の物価上昇と連動した賃金上昇を、「野球のゲームの流れ」の接戦ムードに喩えると「また給料が上がった。来月も昇給するだろう」というポジティブなものだったと聞いた事がある。もちろん会社にもよるけど。
では2024年の今はどうかというと
箱根駅伝の走者に伴走する給水担当の人
こんなイメージじゃないかな。
国家機関が公表するデータはマクロで集計するものが多いので、ミクロの事情は取材や解釈の多様性が必要で、例えば団塊の世代が全員75歳になる2025問題は
日本の年代別の人口構造の推移(日本生命のサイトより引用)
これは家事ができる女性と家事ができない男性の寿命など、スパコン富嶽を使って係数を入れたグラフも見たいのだが、平均寿命で単純計算しても2035年には85歳で微妙な年齢になるので、要介護者の位相波羅蜜は別の曲線を描くと思うんだよね。
五条悟の六眼(呪術廻戦)
多死社会のグラフ(日本総研)
生命保険会社は契約者が死んだら保険金を払わなきゃならないから、シミュレーションや研鑽をしたり、90歳まで入れる新商品を作ったり色々と計算してるのだろう。日本生命のサイトのコラムでは「さほど悲観的にならなくていい」と書いてあった。
テレビドラマ「細うで繁盛記」の熱川温泉旅館「山水館」の嫁の加代と小姑の正子
正子が意地悪なのは、山水館の運営のヘゲモニー(主導権)と相続の問題が原因だと思う。
「ケアマネジャーは相続にはノータッチ」が鉄則ではあるのだが、雑談で「財産を分けたら子供が家に遊びにこなくなった」等の悩みは聞くことがある。
東京メトロ有楽町線は板橋区成増駅のトンネルを抜けると埼玉県和光市駅の地上に出る。
僕はあと6年働けば65歳で老齢年金が給付される権利を得るのだが、退職金が3000万円とか出る一流企業ではないので、たぶん年金だけでは足りない。
僕は独身だけど、仮に子供が2人いて、資産に余裕があったら、年金受給の権利は手放さないとしても
「給与明細見せてみな。あーなるほど。年金は現役世代が高齢者を支える順繰りの理念だから、この社会保険の部分の5万円は毎月君達に再分配するよ。口座を変えることはできないけどね。」
というような納得がいくような子育て現役世代の負担軽減ができれば、虐待されたりそう悪いようにはならない気がするんだよね。
まあ僕の場合のトンネルの長さは、体調を整えて、あと10年働ければトンネルを抜けて我が人生に一片の悔いなしで遊んで暮らせるんだけどね。それまで持たない気もするな。
でも新社会人の20歳代の人はあと50年のトンネルの長さだからね。走り始めからうんざりするかもしれないね。
希望と意欲が出るデータマイニングが出来るといいのにね。
ばら撒き政策じゃなくてさ。