ウクレレ雑技団のHiro竹之内
ウクレレ雑技団をラジオの特番にお招きした時に、リードウクレレの中村さん(当時の小学館の常務取締役)が
「ウクレレという楽器は日本では牧伸二と高木ブーが使うものというイメージがあるでしょう。あのイメージを払拭しないといかん」
と言っていた。
言霊の国である日本は、験担ぎで「スルメ」を「アタリメ」と呼んだり、辞書ができるくらいの呼び替え言葉や忌み言葉が多いのだが、KY(空気を読む)というのは、シチュエーションに応じて言葉の種類やトーン、イントネーションを加減することでもあるので、ハラスメントのマニュアルみたいになんちゃって定義にすることはできない。
イケメンの代表格だったStingが率いるバンド「POLICE」のサウンドは、「ホワイト・レゲエ」と言われていた。
「レゲエ」の意味は「レギュラー」なのだが、日本ではジャマイカ人のドレッドヘアーの髪型から、浮浪者(ホームレス)の事を「レゲエのおじさん」と呼ぶようになって、これも音楽業界の風評被害と言えるだろうね。
批判や否定や論破などしなくても、
「ちゃんとした意味や実物」を提示してあげれば、曖昧な同調圧力によるフェイク情報の混乱を多少は防げると思うんだけどね。
日蓮が立正安国論で書こうとしたのはそういう事なんじゃないかな。
好みはともかくとして。