フィンセント・ファン・ゴッホ「農婦の頭部」(左)と「下絵の自画像」(右)
THE ALFEE「メリー・アン」
THE BEATLES「GET BACK」
ちばてつや「あしたのジョー」のアニメで、少年院の中で矢吹が力石にリターンマッチをしかける回がある。「今日の矢吹のパンチはやけに効きやがる。どうしたってんだ...」
これはジョーが反則でグローブの中に石を握っていたのが発覚するのだが、油絵や音楽では下絵がない方が珍しいんでね。
ブルースやクラシック同様「どのように解釈して演奏するか」なので、無から有を創造する「クリエイション」と「オリジナリティ」は違う。
「アルフィーのデビュー曲『メリーアン』だけは何故か好きなんだよな。どうしたってんだ...俺としたことが。」と長年の研究の結果わかったのは、坂崎幸之助がプロテスタント系の明治学院大学出身で、メリーアンのサビのベースラインが「ゲットバック」だからだったのだ。好みが似てるんだね。
レニー・クラヴィッツ「LET LOVE RULE」
彼のデビュー時の宣伝のヘッドコピーは「黒いジョン・レノン」だった。だがよく聴くとシャウトにもビートがあるので、ビートルズを連想させるのは「LET LOVE RULE」のベースラインが、黒人音楽なのに跳ねてない。ポール・マッカートニーの特徴的なサウンドに仕上がっているからなんだよね。
シャウトで録音レベルが振り切れて飛んじゃってるのも、あれはレコーディング・エンジニアがわざとやってるんだよ。たぶん一発目で偶然歪んでエンジニアが直そうとしたら演奏メンバーやディレクターが「このままの方がいい。これで行こう。ナイスミスタッチ!」だったんじゃないだろうか。アルバム1枚通しで聴くとわかるよ。
生成AIはこうやって場末のネット上のブログに書いた事も、著作権ガードがかかっていないデータを拾い集めていくんだろうけど。
興味ないね。動機が不純で。