テセウスの遺産/⑤パルピズムⅤ/幣(ヌサ)

蝉の抜け殻

古銭(額入り)

▶ 我流の受け技である「デジスポ」は、元々はデジタル・ディスポーザーの略で、これは介護職(特に施設介護)の経験がある人でないと、ディスポの有り難さはわかり難いかもしれない。

ディスポをつけると物を掴む勇気が出る。毒や感染など本能的な天敵意識が消えて。

広告屋から転職で、介護かけだしの頃は複眼的に色々あったのだが、新聞広告の上記の「古銭セット」が我慢できない程の衝動で欲しくなったのだが「こんな兌換できないカネと、貴重な兌換紙幣を交換している場合じゃないだろう!」と、広告を切り抜いて、額縁に入れて飾って置いたら、しばらくしたら蛙化したので捨てた。

▶ 最近の若者言葉の「蛙化」は、エクボがアバタに変異して百年の恋が冷めるという意味らしいが、♪(オタマジャクシ)がカエルに孵化するシニフィエはないのかね。

カエルのゆるキャラはかわいいから、憧憬や羨望から、ズブズブのなれ合いになってマウントポジションを取ったという事かな。

鬼滅の刃の珠代の名場面みたいに。

これがヌサ。アイヌ民族以外にも幣の歴史は古く深淵。

車田正美リングにかけろ」のテーセウス

テセウスの船の概要

③ドリンクバー

岸田文雄内閣が「新しい資本主義」とか「資産倍増計画」等のキャッチコピーを掲げたが、物価上昇に喘ぐ庶民には既に蛙化してしまった。もはや自民党で頼りになるのは読売新聞とポケモンGだけか。

フジテレビの「北の国から

ファミリーライフサイクル

▶ 「子孫に美田を残さず」というけれど

この②テセウスの船の動的平衡。新陳代謝で捨てた古い部品を組み上げた形骸のみの船を「文化遺産」や「クラリス姫の観光資源(カリオストロの城)」や「政治家や経営者の地盤看板カバンと知名度」の比喩と仮定すると、国民総貯蓄の2.000兆円の巨額のマネーに手触りが出てくる。▶ これもデジスポ。

松田聖子青い珊瑚礁

▶ 珊瑚虫と褐虫藻の協業でできるサンゴ礁で、褐虫藻光合成担当で、ではギブアンドテイクの珊瑚虫は何をしているかというと、生命維持に不可欠な「衛生」で、蚕が糸を吐き出すように、体液で皮膜を生産し、そこに個体にとっての汚れを絡め取って海中に捨てている。

▶ ところがこの皮膜はゴミではなく「高品質の栄養の塊」なので、プランクトンの食い物になったり食物連鎖で生態系のサンゴ礁ができる。

セミの抜け殻 ▶ 森林生態系の栄養が豊富

テレビ「ウルトラQ」のセミ人間

テレビ「ウルトラマン」のバルタン星人

映画「犬神家の一族

▶ つづく