ロゴス漬けと事なかれ主義に去勢される演歌と人間たち

石川さゆり能登半島

夜明け間近北の海は波も荒く
心細い旅の女泣かせるよう
ほつれ髪を指に巻いてためいきつき
通り過ぎる景色ばかり見つめていた

十九なかばの恋知らず
十九なかばで恋を知り
あなたあなたたずねて行く旅は
夏から秋への能登半島

井上陽水「断絶」

ここにいると旅の葉書もらった時
胸の奥で何か急にはじけたよう
一夜だけの旅の仕度すぐにつくり
熱い胸にとびこみたい私だった

十九なかばの恋知らず
十九なかばで恋を知り
すべてすべて投げ出し駈けつける
夏から秋への能登半島

あなたあなたたずねて行く旅は
夏から秋への能登半島

(作詞:阿久悠

いつもの「自主規制」だろうけど、相変わらずナラティブに多様性がなくて上っ面だよな。「人間は別の肉体の他人には驚くほど鈍感なのは普通」の事なのだが、ここにも「秩序・作法を求める集合体の論理」がある。

伊丹十三の映画「お葬式」みたいに、マジが故に間抜けに笑えるヒューマンドラマも眠ってる筈なんだけどね。

(劇団 山の手事情社「東京B級物語」より引用)

「あと許せねえのはマスコミなんだよ。御大層なことぬかしやがってさ。結局独善的なんだよ。誰だって本気で言えば、相手も本気で聞いてくれるだろ。ところがマスコミは報道ルッキズムの奥でどこかニヤニヤしてるんだよ。俺はそれが許せねえ.....」(テロリスト役の清水宏の台詞)

wikipediaより引用)

▶ 権威とは、
他者を服従させる威力、ある分野で知識・技術が優れていると信頼されていること、またそのような人。

自発的に同意・服従を促すような能力や関係のこと。威嚇や武力によって強制的に同意・服従させる能力・関係である権力とは区別されることもある。

他者に対して権威的であるためには、その両者がある種の価値体系、規範を共有していることを前提とする。

ジャニーズ問題の横並びの記事の変遷

筒井康隆

▶ そういえば、随分前の「筒井康隆の断筆宣言」は、「マスコミの、自主規制という名の言葉狩りへの服従(ジャニーズ問題みたいな業界内ルール)に対する抵抗の意思表明」たった筈。危うく忘れる所だった。

スプリガンの朧

ドラえもん

五条悟(呪術廻戦)