ジェンダー・ポップス

竹内まりや「元気を出して」

▶ 40年前の「シティ・ポップ」が国内だけでなく海外でもRe.ブレイクしてるらしい。

だがGDP3位にぶら下がっていた日本も遂に同系統の得意産業形態のドイツに抜かれ、もはや「40年前の東京シティ」の元気はない。

だから今の街や大衆文化に「翻訳」して調律を施してみる。

例えばタイトルの「ジェンダー・ポップス」

こういうのは個々人が勝手に分類すればいいものだが、このカテゴリーにすると、同年代のシティポップのEPOダウンタウンに繰り出そう」等はジャンルから外れてしまう。

音専誌(音楽専門誌/ヤング・ギターなど)のような「コミケのような数万人の推しの読者層」は僕の嗜好性のイメージに近い。

惰性と意地だけの全国紙に読む所が少なくて物足りないように、掘り下げ方がポイントだね。満足感が欲しいんだから。

二階堂ミホ(映画 トパーズ)

松本伊代の位相・波羅蜜な声帯の持ち主である竹内まりやは、生得的な声という点で、八代亜紀と同類である。

こういう「センシティブな脱力の仕方」は真似ようと思ってもできない。天然の恵みをかんじるアーティストである。

二階堂ミホ

益田ミリマリコ、うまくいくよ」

ではまた。