百折不撓の理想のモデル

藤井聡太名人

谷川浩司藤井聡太論  将棋の未来」

将棋は歴史ある娯楽の代表格だが、前回の日記「劇中劇」での春日武彦精神科医)「恐怖はなぜ娯楽となり得るのか」を反転すると、「娯楽も恐怖となり得る」となる。能條純一の漫画を読めばそれがわかる。

映画「花いちもんめ」

ビリヤード

自民党総裁選 2024年の共同記者会見

芥見下々「呪術廻戦」

五条悟が渋谷事変で放った「無量空処」は「0.2秒で半年分の情報量を脳に強制的に流し込んで機能停止させた」バージョンだったが、新宿都庁近辺で宿儺が被弾したのがわずか10秒だとしても、単純計算で50倍。25年分の情報量を脳に注入されたことになる。

ましてや宿儺は1000年前の呪術師なので、現代の量子コンピュータの圧縮技術など知らない筈で、受肉体の伏黒恵だって空気としてしかその情報圧力を学んでいない。

SFFBの握り

そういう「脳の交通渋滞」や「テンパった極限」状態になると、人間の脳の防衛機制は「スプリッティング(分裂)」を起こす。

「◯◯ファーストとそれ以外」のように善悪二元論に堕して多様性を失い機能不全になる。

五条を封印・抑圧はしたが「五条悟」の総合情報を処理しきれずに地面にめり込んだ獄門彊(呪術廻戦)

(マグ再々引用/Wikipedia

クロード・レヴィ=ストロースは、思考様式の比較という観点から、呪術をひとつの思考様式としてみなした。

科学のような学術的・明確な概念によって対象を分析するような思考方式に対して、そのような条件が揃っていない環境では、

思考する人は、とりあえず知っている記号・言葉・シンボルを組み立ててゆき、ものごとの理解を探るものであり、そのように探らざるを得ない、とした。

「野生の思考」は、素人が「あり合わせの材料でする工作」(ブリコラージュ)のようなものであり、このような思考方式は、いわゆる"未開社会"だけに見られるものでもなく、現代の先進国でも、日常的にはそのような思考方法を採っていることを指摘した。

虚空蔵菩薩(アカシアガルヴァ)

五条は教師だから、無量空処発動の印は帝釈天の印ではあるが、実効性としては「アガスティアの葉に書いた暗記パン」(ドラえもん)を、胃ろうのように脳に流し込む術式なのだろう。脳の体積には限界があるのに。

Wikipediaより引用)

「虚空蔵」はアーカーシャガルバ(「虚空の母胎」の意)の漢訳で、虚空蔵菩薩とは「広大な宇宙のような、無限の智恵と慈悲を持った菩薩」という意味である。

そのため智恵や知識、記憶といった面での、利益をもたらす菩薩として信仰される。

その修法「虚空蔵求聞持法」は、一定の作法に則って真言を百日間かけて百万回唱えるというもので、これを修した行者は、あらゆる経典を記憶し、理解して忘れる事がなくなるという。
 胎蔵曼荼羅の虚空蔵院の主尊であり、密教でも重視される。

元々は地蔵菩薩の地蔵と虚空蔵は対になっていたと思われる。しかし虚空の空の要素は他の諸仏にとって変わられたようで、また地蔵菩薩の独自の信仰もあり、対で祀られる事はほぼ無い。

反知性主義者の虎杖悠仁の助言(呪術廻戦)

反知性主義ポル・ポト政権下の街中

アリス「夢去りし街角」

細川連立政権

田中角栄の後釜とチヤホヤされていた小沢一郎は、連立政権のプロデュース時に

「担ぐ神輿の上に乗せるのは、軽くてバカな方がいい」と言って周りを説得したとテレビ番組で放送していたっけ。

でも小沢一郎自身は角栄のように総理大臣にはなれず、鳩山邦夫鳩山由紀夫鳩山威一郎を能力的に後継することはできなかった。

「宿儺の器」じゃなかったという事かな。

虎杖悠仁に憑依(受肉)した宿儺が、伏黒恵に鞍替えしたのは何故だろう。

モンスターペアレントから苦情があったのかもね。

苦情というより介入かな。