ジャネット・ジャクソン「リズム・ネーション1814」(1989年)の日本ツアー(1990年)
「イチローは走りながら打っている」とか超有名な「レーザービーム」とかアメリカ人の娯楽分野のボキャブラリーはジャストにはまると真似できないものがある。
映画「ゴダールの決別」1993年の解説本で中沢新一が書いていた「バスケットボールの神秘性。スポーツの三位一体論」でもサプライズしてたけどね。
この段階ではまだイチローは走り出していないのは明白なのだが、ゴルフのOKパットみたいにデリバティブでパワースライドしてアルゴリズム化していく頭の回転の速さがあるのだろう。
SMAP「がんばりましょう」1995年
▶ このデビュー曲のドラムはデニス・チェンバース(P-FUNK他)で「ニュー・ジャック・スウィング」が一般リスナーにも浸透した。
サムの踊りと安室奈美恵の歌もジャネット・ジャクソンの影響下にあるんだけど、作曲の小室哲哉はニュージャックスウィングの「ハーフタイム・シャッフル」の人ではなかった。16ビート系。8ビートの「イナタい溜め」がない。
▶ ジャズに戻した方がいいよ。地域密着型で。