千本ノックw
【前回の訂正】
小田和正「言葉にできない」ではなく、
オフコース「時に愛は」でした。失礼しました。
オフコース「時に愛は」(B面は「僕等の時代」)
前回の続き
YUI「Jam」
▶ この反抗期の相川七瀬風のジャケットから、B'zが所属しているB-ingのタレントさんだと思っていたが、スターダスト・プロモーション所属らしい。
片桐はいり他所属の大所帯の事務所
これも先入観だよね。
▶ YUI「Jam」はパンクスの歌で、タイトルはおそらくスタイル・カウンシルの前身のパンクバンド「THE JAM」の事だろう。レスポールとかNO FUTUTEとかミックス・ナッツみたいに香ばしい曲。
♪ちょっとぐらい壊していかなくちゃ/oh baby. no future. anarchy in the night...
この子の歌唱法は語尾が必ず息絶え絶えの喘ぎ声になるので、いたたまれなくて守ってあげたくなるんだけど、清志郎と同じでそれがこの人のオリジナリティなのだろう。
科学忍者隊ガッチャマン「火の鳥対火喰い竜(キングドラゴン)」
G1号の大鷲の健の「ゴッドフェニックスの科学忍法火の鳥より火力が強い。こいつはまるで火喰い竜だ!」という台詞があるけど
子どもたち/ちょっと振り向く/異邦人(久保田早紀)
とか枚挙にいとまがない程「ちょっと」というフレーズが日本人は好きだよね。恥の文化圏のデリカシーなのだろうけど、IT革命後にYouTubeとかGAFAMとかの罪の文化圏の人たちの「圧倒的な火喰い竜」に呑み込まれて今に至り、IT第3波のデルタ型みたいに「チャットGPT」が上陸してきて、こいつは
記号接地
▶ 構造と存在の時点で「シニフィエの無い言語的記号」なのが解明したわけだけど、
「ちょっと」なんて言ってる間に食われちゃう訳ですよ。「言葉にできない概念は表現できません。機械ですけど何か?」と。
例えば前回、僕が勝手に
♪悲しみや愛を嘆く文豪に支えられて/私の孤独は加速するばかり...(zonji)
♪悲しみや愛を嘆く文豪に支えられて/渋谷の人混みを一人彷徨う...(レオナルド生成)
こういうのを無断で僕みたいなのがやると職業ミュージシャンのzonjiやレッド・ツェッペリンは怒るでしょう。
なのに、チャットGPTに無断でグシャグシャに編集されても怒らない。「一人に一台ドラえもんが来たみたい」と呑気に喜んでる人もいる。だけど
生成AIの代表取締役の人
「俺だよ俺。俺が書き直してやったんだよ。読みやすくなっただろ。報酬は広告費で」
とアルゴリズムを擬人化すると別の感情が出てくるでしょう。
ポルカドットスティングレイの雫が
♪私の平熱はあなたの微熱...(テレキャスター・ストライプ)と歌ってるように、制度や文化や民族の温度差があるので
「ちょっと。適温の筈が...結果は中途半端」というフェーダーのセッティング(パラメーター)では通用しない。守りたいものも守れない。欲しいものも手が届かない、老舗が倒産してしまう「破壊の時代のクライマックス」に感じるけどね。僕には。保守派は何を持って保守としているのだろうね。
YUIの1曲目の「LOVE&TRUTH」はこの映画の主題歌。石橋蓮司も出演している。
♪はじまりはいつも愛/それが気まぐれでも...(オフコース「時に愛は」)