イチローの打撃フォーム
川上哲治のフォーム
▶ 川上は現役時代に自宅にテレビがあったらしいので、巨人の給料はよかったんだろうね。
有名な「ボールが止まって見える」を「スポーツ選手のゾーン」で科学的に解析する人もいるけど、突然変異でそうなったわけではなくて、色々な打者の実戦をテレビで見ながら
阪神電鉄の中吊り広告
▶ 打者がタイミングを取った瞬間に「あ、こいつ打つよ」と見分けがつくような訓練をしていたらしい。
▶ イチローの打撃フォームの鉄則は
「グリップエンドが出たら終わり」
なのだが、おそらく高畑勲は映画のエンドロールが流れるとチラリホラリと席を立ち始める観客に、この作品で罠をかけた。
エンドロールのクレジット
ここに名前が載ることだけをインセンティブにしているスタッフもいるからね。
後日に映画の話題で「え、そんなラストだっけ?」という人は、敗者復活戦でお金を払ってもう一度観るか、DVDでレンタルビデオ屋に並ぶのを待つか、単なる話題合わせで無関心になって行くかの迷い道の仕掛け。
作家の高橋源一郎は少年時代にラジオから流れるこの曲(だったと思う)を聴いて
「これは絶対に売れる」
と「目利きの洗礼」を受けたらしい。
映画「死霊の盆踊り」
▶ 映画「サスペリア」の宣伝文句の
「決して一人では観ないでください」
は、興行収入倍増計画の優れたコピーワークだった。
上記の「死霊の盆踊り」のショルダーコピーは「あなたはこのつまらない映画に何分間耐えられるか」というようなもので、青春時代の僕は映画館に一人でチャレンジに行ったのだが本当につまらなくて、ゲームのカウンター数値のように時計を見ながら、お尻が痛くなったので途中で映画館を出た。サウナの我慢比べみたいに結構がんばったけどね。
野球と映画では脳の使う部位が違うのがわかった。
イチローの打撃フォーム
▶ まだグリップは出ていない。
▶ これは「死霊の盆踊り」のオマージュ作品らしい。たった今、検索で初めて存在を知った。
押井守の映画評コラムで「世の中には、味方とどっちつかずと邪魔する人の3種類がいる。」と言っていたが、マリッジ・ブルーとか病気の生体反応等が、目標の「ラストワンマイル」を阻むことは、排除するより、想定して、対応するのが経済というものなのだろう。
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