サイコガンは何故、他の必殺技と一味違うのか

漫画「コブラ

そういえば先日、寺沢武一が死んでしまった。彼岸。

サイコガンは官僚の忖度のようにスライドしたり、オリハルコンのように精神感応で破壊力が増幅するフィニッシュブローなのだが、タイトルに関して「鬼滅の刃」が「獣の槍」のように「刀が主軸の文法」であるように、「コブラ」という主人公の名前は「はじめにサイコガンありき」の由来だと僕は思っている。

雑誌「MONOマガジン」の読者のように女は物の品番とかにこだわらないから、吾峠呼世晴は悪鬼滅殺刀を、刀鍛冶やヒューマニズムのナラティブで描いたが、煉獄さんの劇場版で、滅殺刀が意志を持つシーンが一瞬だけある。僕はそこに感動したんだけどね。