セシルの週末

松任谷由実「セシルの週末」

♪忙しいパパと/派手好きのママは/別の部屋で暮らしている...

家族構造の一般システム理論

▶ 持っていた漫画本を何度か捨てて、しばらくしてから買い直すのは、この世代間境界以外にも張り巡らされている境界線を突破する時の儀式なのかもしれない。

しかし逆に、娯楽や芸能・芸術には境界線の橋渡しになる作品も稀にある。

大島弓子綿の国星

この少女は人間の形をしているけど、本当は「猫」。

内田善美草迷宮・草空間

この「ネコ」という名前の少女は人形。

家族構造のサブシステム

吾峠呼世晴鬼滅の刃」の甘露寺蜜璃

「刀鍛冶の里編」の彼女の入浴シーンで「あれは放送禁止ではないのか」「いや、あれは筋肉なのだ」という雑談に触れながら「へえ...」と思った。

オタクの境界線なのかな。

たしかに峰不二子のヌードシーンでも乳首は描かないし。

社会学者の大澤真幸が「鬼滅の刃  無限列車編」を観る前に「私は学者だから仕事でこの子供向けの映画を観るんです。泣ける映画だと評判ですが何を今更...」と自分の内面に言い訳しながら観たら大泣きしたという。

メディア慣れしている学者さんなので「この映画は、さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちの現代版です。働き盛りのお父さんにもお奨めします」と言っていた。

僕はそのレコメンドを読んで、上記の世代間の境界線の勝手口を通って映画館に出掛けた。

それにしても、最近の漫画は「玉砕物」が多いような気がする。

矢吹丈みたいなアンビバレント永劫回帰でもいいのに。