映画「ブレードランナー」
サム・アルトマン
映画「潜水服は蝶の夢を見る」で交通事故による全身麻痺患者のウインク(まばたき)による「自己決定の原則」を可能にするための「アルファベット文字を選択頻度順」に並べ替えた、会話用ボード
「潜水服は蝶の夢を見る」の会話困難の場面
チャットGPTの基本的な生成メカニズム。ネット上の利用頻度順で選択している。
「手法」はこのボードのアルファベットの配列組み換えカオスと同じだが、「言語生成の目的」「言語生成の理念・倫理」等ポリシーが、ちゃんと見えるように公表されていない。
▶ 補助線・参考(Wikipedia引用)
忌み言葉とは、
忌みはばかって使用を避ける語。忌詞、忌み詞、忌言葉とも。
・例.....特定の場面における忌み言葉の例を挙げる。
①婚礼
去る、切る、帰る、離れる、戻る。終わる - 披露宴の「終了」を「お開き」と言い換える。
②受験
滑る、落ちる、転ぶ、躓(つまず)く。
③賭け事
擦る - 負けて損するのを忌み嫌い、「擦る」を「当たる」と言い換える。 「スルメ」を「アタリ(当たり)メ」と言い換える。 「すり鉢」を「アタリ(当たり)バチ」と言い換える。
④梨 - 「なしの実」を「ありの実」と言い換える。
⑤猿 - 「去る(失う)」を「得手(手に入れる)」と言い換える。
シャアとララァ
▶ 補助線・参考②「音楽と生命」(坂本龍一と福岡伸一の対談集)の引用編集
P.47「星座を見ても宇宙のことはわからない」
S.科学的に言っても、地やノイズも含めた総体として見て考えなければ、本質的には真理にたどり着けないはずなんですよね。
F.そうなんです。いくら星座を見ても宇宙のことはわからないし、そもそも星座も、星のことを間違って見ているわけですから。
(中略)
S.直線的な時間の中できちんと「終わり」を決める西洋音楽が一神教的なものだとすると、元々の音楽はもっと多神教的、アニミズム的で、「終わり」がなくてもいい。タイムフレームからはみ出すようなものだったと思います。
(中略)
S.一方、これは人間の脳の特性としかいいようがないのかもしれませんが、我々には、ランダムには耐えられないというところがあります。何か意味がある情報を受け取ろうとする、見ようとする、あるいは聞き取ろうとする。そういうところが、人間にはやみがたくありますよね。
F.つまりは、秩序が欲しいということですね。星々を星座で見るということが人間にとって快感なんです。
正多角形、黄金比、対称性といった秩序の美は、人間がずっと希求してきた知性の方向でもあります。
S.そうやってオーガナイズし、秩序だったものにしていくと、よりコントロールしやすいわけですよね。それを正確にやりたいということで、コンピューターを使ったりして、ロゴスの方向にどんどん向かって行ってしまうということが起こる。
それこそ、何百年も何千年もかかって、そういう圧力が働いているということでしょうね。
(中略)
ゲルマン民族の大移動の概要図
F.日本語を母語としている我々がアメリカで暮らしていると、やっぱりロゴスの強力さにある種、辟易するきとがありますよね。
S.ありますね。
F.この前、ある教育の集会に出たんですけれども、ある先生が
「子どもに権利について教えるときには、ライト(right)という言葉と、プリビレッジ(privilege)という言葉の違いをたたき込まないといけない」と話していました。
私たちにとっては、ライトもプリビレッジも「権利、特権」だと受験勉強で覚えて、そうはっきりと区別はしていないわけです。
しかし英語を母語とする人たちは、「ライトは生得的に備わっているヒューマンライトのような権利であり、プリビレッジは、求めていって何らかの対価として得るものだ」というふうに分けているんですよね。
英語圏では、そんな風に言葉で分ける力というものが本当に強くて、その力によって、本来、ノイズだらけの世界からシグナルが切り取られていく。ただ、あまりにもロゴスの力によって切り取られ過ぎると、やはり本来の自然というものが非常に変形して、人工的になってしまうんですよね。
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休憩。つづく。
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イグアナ
▶ この漫画の中で、日本人の葉月に恋する米国人のジョン・ピーター・トゥーイが
「ぼくは葉月の名前を日本語で呼んでいる。葉月とはa leafでもAugustでもない。日本人はぼくらと違って、論理脳ではなくて音楽脳で言語認識をしているらしいからね。生まれた時からずっと。ことのはのいずるごと。」
という場面がある。
アリス・リデル(撮影:ルイス・キャロル)
▶ 衣装に注目
星の時計のリデル(内田善美)
チャットGPTの画像
▶ ま、スマホの画面じゃね。