トーク・朗読・ナレーション・声優・歌唱...

中島みゆき「おまえの家」

▶ 窓の外で降っている雨でこの曲を思い出したので選曲。

これジャケットに人間が二人写ってるんだね。「ひとり上手」や「寂しい女の恨み節」の先入観で、今の今まで気付かなかった。

フォークソングは、ボブ・ディランからしてそうだけど、歌っているというより「詩を朗じる」という、洞窟の語り部のような空気がある。

Sugar「ウェディング・ベル」

▶ 中学校の修学旅行で京都と奈良に行った時の行きの新幹線の隣の車両に彼女たちがいて「おい、シュガーがいるぞシュガーが」と誰かが見つけてきて騒ぎになり、担任と体育の先生に鎮圧されたことがある。

それからしばらくして、歌詞のサビで「二葉亭四迷オーメン」と歌っていた写真中央のベースの女が死んだので「怖い」という験担ぎタブーの呪いがかかっている曲なのだが、大人になってからよくよく聴くと、ボサノヴァ風のラップとして聴くこともできる。

スムース&クリーミー。勿体なかったね。縁起が悪いという風評被害

侍ジャイアンツ(アニメ版)

病院の部屋番号や野球の背番号では「4」は「シ・死」の忌み言葉の呪いがかかっているので今でも使用されることは稀だが、番場は意図的に4番を背負っている設定。漫画版では分身魔球の投げ過ぎで死んじゃうけど、アニメでも普段使ってない筋肉を一度に使った融合魔球によって立ち上がれない程筋肉を痛めた。

声優の富山敬

言わずと知れたこの方が

波動砲のトリガーを持っているストイックな古代進と、腕白な番場蛮他の多彩なキャラクターを演じ分けているのは本当にすごいと思う。

クラシック・バレエの稽古場

様式美を追求したトゥシューズで立つクラシックから、踵を地面につけるモダン・バレエコンテンポラリー・ダンスの歴史。田楽や能や文楽や舞踏など日本の踊りの歴史も含めて「美(Beauty)」には様々なアプローチがある。

それらは動物や植物の「擬態」マクルーハンのいう「身体の延長としてのメディア」やドゥルーズ=ガタリの「器官なき身体」等の太古からある課題なのだが、美=●●と限定してしまう程ナンセンスな事はない。

音楽にしても、バンドマンはみな「自由だフリーダムだ」と歌うけど、ちゃんとした音の響きの音楽理論では、驚くほど禁止事項が多い。

たぶん僕が不勉強なだけで、諸外国にも言葉や数字の忌み嫌われるタブーが沢山あるのだろうけど、その点だけでも生成AIの大規模言語モデルは無理があると思う。

磁石と同じで指向性が逆転することもあるんだから。