パルピズム

結局今週は週刊誌を3冊も買ってしまった。

週刊文春の「小誌だけが知る、広末の゛正体゛とはーー。」の広告見出しで「コンプガチャの欲求」を煽られたから。

シニフィエ感たっぷりで楽しめるが、近代小説寄りの文脈の長い河なので、高齢者と若者は途中で集中力が切れるんじゃないかな。

フォントの大きさではなく

▶飛び石、または

▶  ここの半角0.5の行間が欲しい所だ。疲れるからね。自分の目を動かすのは。

この記事を俳句でパンチカットすると

子供との/生活以外/すべて嘘

なので芸能界の闇は深い。

昔は少年キング以外は定期購読していたが、この紙質(パルプ。廉価な紙)がポイントなんだよね。

ボーナスなど臨時の入金があった時に、ティッシュペーパーの5箱セットを買ってきて眼鏡を頻繁に拭くのも汗でもテーブルでもティッシュをザカザカ抜いて使っているうちに「宝くじ等の初期衝動の浪費」を300円で減殺できるからよくやるんだけど、週刊誌にもそういう特性があるのかも。冊子は保存が効くし。

鬼滅の刃の珠代と鬼舞辻

介護職員の男女比(25:75)と年齢区分

保存しておいた「週刊現代」68頁「日本人の゛悪意゛を科学する」を読むと、歪みのおばさんが歌う♪なのにあなたは京都へ行くの/京都の町はそれほどいいの/このわたしの愛よりも...(チェリッシュ)が「正義中毒」とことばを変えて出てくる。

ユダヤ人に古くから伝わる民間伝承にも、悪意の起源を見ることができる。魔法使いがある男に「願い事を一つ叶える」と持ちかける。ただし条件として「あなたの大嫌いな隣人には、その倍の願い事を叶える」と言う。そこで彼は

「私の片方の目を盲目にしてほしい」と願った。

.....面白いね。「世界一礼儀正しいはずの日本人が、損をしてまで他人の足を引っ張るのはなぜか?」(週刊現代

この特集では「悪意や嫉妬の有用性」をある程度評価している。それは古代からの村の社会秩序(ガバナンス)に有効だったからのようだ。バリケードなんだね。縄張りの。

▼以下はWikipediaより引用

嫉妬とは、
自分よりも優れていると感じる人に対して、妬みや嫉みといった感情を抱く悪徳である。

嫉妬(jealousy)と羨望(envy)という2つの言葉は、一般的には同じような意味を持つ言葉のように扱われているが、その元来の意味は異なっている。

アート・リンゼイ(アンビシャス・ラバーズ)「Envy」

嫉妬は、自分以外の誰かが望ましいよいものをわがものとしていて、それを楽しんでいることに対する怒りの感情であり、二者関係に基づいている。

とは言え、嫉妬は、信頼を失うことを予期することからくる懸念、怖れ、不安。
というネガティブな思考、怒り、恨み、自分とは釣り合わないという感覚。
どうにもできないという無力感、嫌悪感などといった感情を引き起こし、
結果としてしばしば、さまざまな感情が絡み合った複雑な感情となる。

現在では嫉妬という言葉は、従来において羨望という言葉にのみ用いられていた意味をも帯びるようになっている。

嫉妬は、典型的には人間関係における経験である。嫉妬は生後5か月の乳児にも観察されている。

嫉妬はあらゆる文化にみられると主張するものがいる一方で、嫉妬は文化依存的な現象だと主張するものもいる。

▶羨望との比較
嫉妬(jealousy)と羨望(envy)は一般的には同じような意味を持つ言葉として用いられているが、心理学的には異なる2つの感情である。

羨望は主として現実、想像上にかかわらず、自分以外の誰かとの情欲関係においてみられる。

嫉妬は最も原始的で悪性の攻撃欲動であり、善い対象を破壊してしまうが、
羨望は愛する対象への愛情は存在していて、嫉妬の様に善い対象が破壊されてしまうことはない。
羨望を乗り越えたところに発達する、相対する情緒として、慈悲が挙げられる。