紙のパラダイス

VOGUE JAPAN  2023年10月号

▶ 図書館の近所のコンビニでまた買ってしまった。

う〜む...  この人達が本気を出すと記事と広告が渾然一体となって押し寄せてくる圧倒感で満たされる。久々2連続の購読で感情移入しやすくなったのもあるかな。

「VOGUE」の翻訳が「船の舳先」から▶「ソリタリー・ウェーヴ(崩れない津波)」の尖端」に変容する感じかな。すごい。

なので僕も介護支援専門員流の評価と選択をしてみたいと思う。

①冒頭の広告集は8枚目裏と9枚目表の見開きの「VALENTINO   GARAVANI」がジャストミート。ブログ前回の「玄武型ソファー」に腰掛けているようにも見える。

②168頁。ルイ・ヴィトンの「スーツで極める私らしさ」

③106頁。ハイジュエリー特集のCHANEL「神秘の星空をツイードに乗せて」

▶ これは気に入ったので切り抜いて壁に飾った。

埼玉県民の10%位が普通にVOGUEを読むようになれば、キッチュルッキズムは打倒できるだろう。

苦肉の策の売れ筋自虐ネタの「ダ埼玉」の比較対象は、東京都と神奈川県なのだが、YMO山海塾のように「海外でブレイクして逆輸入感を付加価値にして全国区に登る」という手もある筈だが、生活習慣はすぐには変わらないので、渋沢栄一が1万円札になる頃を目安に、息の長い企画を考えればいいのに。

VOGUE 194頁〜197頁「ジェーン・グドール  愛の言葉」の見出しで

「地域の人々の暮らしがより良くなる手助けをしなければ、私たちは森を守ることも、チンパンジーを救うこともできない」

と、読み応えのある特集もあるし。

 

女性セブン 創刊号

調べてみるとこの雑誌名は「女性の7日間」という意味だった。いいんじゃない。

男性週刊誌は、男のプライベートの趣味で読むけれど、女性の職員が7割以上の介護業界では、女性週刊誌に目を通す方が仕事の役に立つ。ハードワークの肉体労働と思われがちだが、トラブルや離職の原因はほとんど「感情労働」の部分に起因するので、女性のアンニュイな感受性に自分の周波数を合わせやすくなる。

なのでこれも買った。

女性セブン 2023年9月21日号

▶「家族だけが介護」にNO!あなたのSOSに応える安心の「頼り先」全リスト

この見出しにフックがかかったのだが、ソーシャルワークの六眼でページを捲って行くと、文字の大きさや編集方式が、女性向けで実に読みやすい。すごいね。

特に

月イチ連載漫画/ねこまき「トラとミケ」

いいもの見つけた。

自分の中の新しいまったり系の漫画が、青沼貴子「ねえ、ぴよちゃん」と益田ミリの投手陣の層の薄さに手詰まり感があったので、今度本屋に行ったらコミックスを探してみよう。

今は「メルカリ」があるから売ることも以前より容易になってるし。