フレットレス

ボトルネック奏法(スライドギター)

これはなぜ「ボトルネック」という名前かというと

極真空手大山倍達がチョップしたようなお酒の瓶の飲み口の部分を、安い大衆バーで演奏していたブルースギタリストが、機転を利かせて指にはめて演奏したという「ラグビーの起源のようなエピソード」がある。

それはともかく、ライ・クーダー等で有名なこの演奏法のどこが斬新かというと、ギターは、弦を指でフレットに押し付けることで「音階」を出しているのだが、天地逆転の発想で、ボトルネックの方を硬質なフレットに転用した、ボーダーレスな音階を作れるのに、アタッチメントを外せば普通のギターに戻るという点。

エアロスミスもよく使うけどね。

トレモロ効果の幅も広いのだが、カッキリした音の方がスタンダードなのでさほど普及はしていない。難しいし。