職安(ハローワーク)は退職してから3ヶ月以内に再就職すると、①雇用保険換算で6割〜7割の再就職手当が出る。
これは国の機関を使った膨大な調査データで、失業期間が3ヶ月をこえると一気に再就職率が下降線を辿るからだ。
また、新しく導入された改善案では、転職前の前職より賃金が下がった場合、6ヶ月間我慢して継続すると、雇用保険の②上記残りの4割から3割が給付される。これによって定着率が上がりつつあるらしい。
申請主義だけどね。
▶ これはつまりどういう事かというと
①は失業状態の怠惰に適応してしまう。
②新しい職場環境の淘汰・同調圧力への適応の苦痛をインセンティブを励みにして超える(新しく適応する)という事。
新聞の三面記事
▶ 介護や夫婦関係、ゴミ屋敷等もそうだね。
下降線の安定に対して適応してしまう。
リハビリテーションの方針が急性期リハビリを重視するようになったのも同じ考え方。
だが逆に、バブル経済のリゲインのプロパガンダに慣れてしまい、「虚飾の上昇線」に適応してドッカンバリバリのケースもある。
先日の朝日新聞が「日銀は前例踏襲で慎重すぎないか?」と、日経でもできない批判を展開していたのは、たとえ蟷螂の斧だとしても流石クオリティ・ペーパーだと感心した。
▶ さて。AIブームで、自分や会社組織が進化したり強くなった気がしている人は多いのだろうが、
①機械で適応させた物を使う。のと
②自分自身の適応の弾みにする。のでは
雲泥の差がある。
①は廃用症候群に向かうベクトル。
権力や人気は必ず腐敗する。
▶ だから若者は「孤高」に憧れるんだよ。
♪シアターブルック「立ち止まって一服しよう」
ではまた。