触媒/Solution

ゲームボーイスーパーロボット大戦」(初代)

石川ひとみくるみ割り人形

芥見下々「呪術廻戦」

スーパーロボット大戦

シベリアのシャーマン(呪術師)

Wikipedia引用 ①)

シャーマンとは:

トランス状態に入って超自然的存在(霊、神霊、精霊、死霊など)と交信する現象を起こすとされる職能・人物のことである。

 「シャーマン」という用語・概念は、
ツングース語で、呪術師の一種を指す「šaman, シャマン」に由来し、19世紀以降に民俗学者や旅行家、探検家たちによって、極北や北アジアの呪術あるいは宗教的職能者一般を呼ぶために用いられるようになった。

その後に宗教学、民俗学、人類学などの学問領域でも類似現象を指すための用語(学術用語)として用いられるようになったものである。

櫻井徳太郎(駒沢大学名誉教授)

日東紅茶

スーパーロボット大戦

Wikipedia引用 ②)

▶ シャーマンの種類
ジェームズ・フレイザーは、霊媒(medium)、予言者(prophet)、見者(seer)、呪師(sorcerer)としていたが、

その多くはシャーマンに分類される。佐々木宏幹は少なくとも5つに分ける必要性を主張している。

①脱魂型 - シャーマンの霊魂が身体を離脱して霊界に赴き、諸精霊を使役してもろもろの役割を果たす。広義の精霊統御者型の一種。

②精霊統御者型 - 補助霊を駆使してもろもろの役割を果たす。

霊媒型・憑霊型 - シャーマンが神霊・精霊を自らの身体に憑依させ、人格変換が行われ、シャーマンは神霊自身として一人称で語る。

④予言者型・霊感型 - シャーマンは神霊・精霊と直接交信し、その意思を三人称で語る。シャーマン自身の個人的意志がある。

⑤見者型 - 神霊の姿が見え、或いは声が聞こえる。神霊の意思を三人称で語る。

日本の場合、これらのうち複数の役割を1人で兼ねている場合が多いとされる。また若い頃は「霊媒」であったが、年を重ねるにつれて「予言者」→「見者」へと変わっていったと述懐する例が多い。

五条悟

人がシャーマンと認められる過程にはいくつかの種類がある。社会によっても異なる。

①召命型 - ある日突然心身の異状(巫病)として現れ、神霊によって選ばれたものと見なされる。選ばれようと願っていてもなれるものではないが、選ばれてしまったら本人の意志で拒絶することも困難。沖縄県周辺の「ウマレユタ」など。

世襲型 - 血統により選ばれる。霊的資質、人格が継承されると考えられる。沖縄県周辺のノロなど。

③修行型 - 身体的理由(特に盲目)や経済的事情等からシャーマンになるための修行・学習を積む。沖縄県周辺の「ナライユタ」、日本の東北の「イタコ」など。

憑依する主体にもいくつかの種類があるとされている。

死口(しにくち)、仏口(ほとけくち)
新口(しんくち)、新ホトケ
古口(ふるくち)、古ボトケ
生口(いきくち)
神口(かみくち)

エストロード・ブルース・バンドの永井隆(ホトケ)

アブラハムの宗教における預言者も、神や天使などが憑依すると考えれば一種のシャーマン(予言者型)と見ることもできる。

だが強い倫理観に基づき、神の意思として当時の社会を批判している点で特異である。

▶ 日本のシャーマン
日本、韓国、台湾、中国大陸、東南アジアなどにおいては、脱魂(ecstasy)型がないとは言えないが、圧倒的に憑依(possession)型が多い。

古来「巫女」と呼ばれる職能者が政治や軍事などの諸領域で活躍したことはよく知られている。

三国志』魏書東夷伝倭人条、いわゆる『魏志倭人伝』に記述された邪馬台国女王の卑弥呼が用いたという「鬼道」もシャーマニズムと言われている。

また『日本書紀』の、神代巻の天照大神崇神紀の倭迹迹日百襲姫、垂仁紀の倭姫、仲哀紀の神功皇后(気長足姫)などもシャーマンの例として挙げられる。
いずれも卑弥呼に比定する有力説のある人物である。

映画「春琴抄」原作:谷崎潤一郎

◆ この小説のクライマックスに「同類相哀れむ」と谷崎が書いているが、「もののあはれ」を知らないと意味が通じない。

別の小説に翻訳すると

西村寿行「白い鯱」

この作中で、ツングース族のオルガと仙石文蔵が糸電話で話す場面の風景観かな。

Wikipedia引用 ③)

▶ 山上伊豆母は、4世紀の三輪王朝、5世紀の河内王朝、そして崇仏派の蘇我氏による大化の改新によって律令制国家となる以前の大和朝廷は、三輪氏や多氏といった 巫を司る一族と、政を司る大王の共同統治が行われてきたと主張している。

その後も壬申の乱に至るまで、常世神など縁起不詳の神が顕現し世を騒がす事件が起きている。

日本書紀』には壬申の乱の際に、生霊神という神が顕現し大海人皇子天武天皇)を守護すると神語したという記述がある。

マーシャル・マクルーハンマクルーハン発言集」

(引用)

普通、メディアとは「媒体」を表し、一般に、メディアによる情報伝達の内容が注目される。
しかし、マクルーハンはメディアそれ自体がある種のメッセージ(情報、命令のような)を既に含んでいると主張した。

テクノロジーやメディアは人間の身体の「拡張」であるとの主張。
自動車や自転車は足の拡張、ラジオは耳の拡張であるというように、あるテクノロジーやメディア(媒体)は身体の特定の部分を「拡張」する。

しかし、単純に拡張だけが行われるのではなく、「拡張」された必然的帰結として衰退し「切断」を伴う。

雑誌「an an」の表紙の伏黒恵(呪術廻戦)