粛清・抽象・捨象・象徴

中森明菜「1/2の神話」

Wikipediaより引用 ①)

粛清とは:

原義では「厳しく取り締まって、不純・不正なものを除き、整え清めること」、または「不正者・反対者などを厳しく取り締まること」。

政治的には、政党や政治結社において、理論上あるいは政策上の対立を一方が他方を組織から排除して政治的に抹殺し組織の純化をはかること。

五条悟の呪い/受難

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英語ではパージ(英: purge)、フランス語ではエピュラシオン(仏: épuration)、ロシア語ではチーストカ(露: чистка)と呼ばれる。

しばしば同音異義語の「粛正」と混同されるが、こちらは「綱紀粛正」などに見られるように、厳しく取り締まって、不正を正すことを意味する。

狭義の「粛清」は、独裁国家社会主義国家などにおいて多くみられ、その場合には物理的暴力や殺戮を伴うことが多い。

岩崎宏美聖母たちのララバイ

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例として、政治犯の死刑執行や追放をはじめとして、刺客による暗殺、強制収容所への送致などが挙げられる。

広義の「粛清」は、組織の人事の名のもとにきわめて恣意的ではあるが合法的な範囲で行われるものも指す。

生命や財産の自由にこそ及ばないが、社会的地位の剥奪、いじめ、ハラスメント、吊し上げなどの一部も、これに含むことができる。

映画「パッション」のジーザス・クライストの磔刑の受難。

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これらは古今東西、いかなる組織においても起こり得るものであるが、国家や企業、圧力団体などにおいては、特に「粛清人事」と呼ばれる。

一般には、組織のトップによる有力幹部および前のトップとそれに連なる者の解雇、追放、契約解除、左遷などが該当する。
これもトップ交代に前後して行われやすい。

粛清は、革命や反革命、クーデター、弾圧の一場面として行われる事も多い。

共産主義独裁国家・新たな王朝の建国(日本では新たな幕府が設立された時や新たな征夷大将軍が就任した時)においては、体制を保つために必ずと言って良いほど発生する。

漫画「デスノート」のあまねミサ

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特に、新たな独裁政権が誕生した時は、謀反を起こしやすい人物、将来自身またはその後継者を脅かしそうな存在(将来は自分または後継者を抹殺するような人物)に対して行われる。

粛清の本来の意味は「組織的な点検による党員としてふさわしくない者の党からの追放」である。

ラファエル・レムキン(ポーランドユダヤ人の弁護士)は、第二次世界大戦直後に「ジェノサイド」という言葉を作り出し、国際的な大虐殺を防止する取り組みであるジェノサイド条約を呼びかけた。

自民党の背骨勉強会

Wikipediaコトバンクの編集引用

抽象化(英: Abstraction、独: Abstraktion)とは:
思考における手法のひとつで、対象から注目すべき要素を重点的に抜き出して、他は捨て去る方法である。

捨象とは:
反対に、抽象する際に本質的でない要素・側面・性質を切り捨てることを捨象という。

従って、抽象と捨象は盾の両面といえる。

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