主業と副業のインフラ意識/電鉄と報道機関の連結決算と制度

親会社の阪神電鉄を支えている阪神タイガースの岡田監督

サッポロビールを支えるサッポロ不動産の恵比寿ガーデンプレイス

シャンパンタワー

なんだかんだといって日本のGDPが600兆円(時価)になったらしいけど、トリクルダウンが機能しないと、国内ブロック経済やゲットーとか被差別部落ができるとかになっちゃうんじゃないのかな。

富の再分配に必要なのは

小林佳世子「最後通牒ゲームの謎」

人間には富をひとり占めしたがる傾向がプリセットされているので、「ある程度の健全な情報公開」は、社会のインフラストラクチャーだと強く認識した方がいい筈なんだよね。

賃金と労働条件を成長させたければ。

今の私鉄沿線のデパートや何やらのビジネスモデルは「阪急・東宝宝塚歌劇団」の小林一三が先駆けて、その弟子である東急グループ五島慶太が渋谷を基点に領域展開したものがベースだけど、

「電車が無くなると困る」という、インフラのコモンセンスがあるから枝線が廃線になっても本体は潰れない訳でしょう。

自動車運転免許証の見本

介護業界の賃上げの要求はかなり難しいし、みんなほとんど諦めちゃってるから、賃金が変わらないなら、利用者を増やしてリスクもストレスも増えるより、事なかれ主義で持ち場を守ってればいいやという意識もあって、訪問介護でもデイサービスでも閉鎖(倒産)していってる訳だけど、使える資格を持っていれば、賃金条件の良い他社に転職する事で「セルフ賃上げ」が可能になる。

労働市場流動性は本来そういうものなので「福祉なんだから、ありがとうのお気持ちだけで十分だろ」という経営者は淘汰されて行くと思う。

ラジオのJ−WAVEのロゴとFM波の周波数

公共の電波の周波数を割り当てられたり、マス4媒体の出版権等は「許認可事業(免許事業)」なので、管理・監督ができるし、致命的な失敗をすると免許を取り上げられるので、

「アウトプットに関わる人は、口が堅い。」

SNSインフルエンサーやユチューバー達がどれだけ流行の波に乗っていようと、

「口が軽い。ガセネタの責任感が希薄。」

なので、マス4媒体をぶっ壊すほどに影響力を強めてしまうと、100年単位の長い時間をかけて作った「経済と政治の富の再分配のインフラ」を自分たちの手で、無自覚に壊してしまう事になる。それが加速度的に進行しているでしょう。

F1レース

Formula1の事業部みたいに、不採算でも道楽ではなく事業に必要と判断する経営者もいるし、テスラ車だって分解するとスペースXの宇宙船の技術が組み込まれているとか、レアアースとかパワー半導体とかいいながら、その場しのぎの退屈な歌謡曲やインチキ情報による平板化に邁進してるんだけど、その辺のガキにでもわかるように伝えてないんじゃないのかなと疑ってしまう。

どれだけ大事なインフラであるかを。

紺屋の白袴でさ。