レジリエンス/記者の取材とケアマネのアセスの違い

▶ 心理学におけるレジリエンス(resilience)とは、
社会的ディスアドバンテージや、己に不利な状況において、そういった状況に自身のライフタスクを対応させる個人の能力と定義される。

脆弱性vulnerability)」の反対の概念であり、自発的治癒力の意味である。「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」「再起力」などとも訳される。

広末涼子(週刊フライデー)

家族構造療法理論の特性

・境界

・提携

・同胞サブシステム

家族システムにおける「同胞サブシステム」は、「競争や協力といった体験を通じ、

子が社会化するために必要な仲間集団への適応を促し、両親との世代間境界を強固なものとする」もの。

太宰治(職業作家)

扇谷正造(雑誌のレジェンド編集長)

▶ 介護は本人はもとより家族との付き合いが大変だったりする。

①ケアマネジャーのアセスメントは、相手が聞かれたくない事は不穏や苦情になるので聞かないが、ラポールができると夜中でも身の上話の電話がかかってきたりする。

②マスコミ記者の取材は、上記の編集長のように「スクープ原稿が取れるまで帰って来るんじゃない」という業界風土があるらしく、

①と②では、インセンティブや名誉の種類が違う。

①は「穏やか優先」

②は「劇薬系」だからアントニム(対義語)に解釈する事もできるのだが、家族や社会のレジリエンスを考えると

逆境と成長のイメージの曲線

▶ 野球漫画だと、巨人の星侍ジャイアンツのように「逆境を魔球で跳ね返して成長してスクラップ&ビルドするパターン」が主流だったが、

「逆境も苦労もなく目標ポジションに達する世襲政治家や経営者に、階層という『境界』を引かれて、庶民が仲間割れや共喰いをするような事態は国益と公共の福祉に反するのでは?」

というダブルバインドでもがいている感じがするよね。

▶ まあ実際には、ケアマネは担当する数十人とその家族のことだけ考えてればいいんだけど。

もう少し体系的な理論を学習しよう。教授のように。上手に手を抜きながら。