政治家は何故、身の上話をしないのか

映画「マトリックス・リローデッド」のメロビンジアン(俳優:ランベール・ウィルソン

ウォシャウスキー兄弟監督のマトリックス・シリーズで一番好きな登場人物がこの人なんだけどね。

こういう素晴らしい言語能力を持った日本の政治家が見当たらない。

おそらくは世間に「政治の話は学校の授業よりマジメで高尚な話」という建前があるからだろう。

だから、麻雀でいえば「安全牌の言葉」をリフレインするばかりで、その人間の本質や面白味が隠れてしまい、記号的な対話のやり取りに終始してしまう。

▶ すると聞き手・受け手の受け皿の弾力性がなくなり、高反発性の批判やスキャンダル狙いになり、権力者側は更にプレッシャー(抑圧)を強める。無力感。戦意を喪失させようとする。

読んだ本とか好きなアニメの話しでもいいんだけどね。