政治と民意の薬剤耐性/法と聖域意識の変移

テレビドラマ「ひとつ屋根の下」のチイ兄ちゃん(福山雅治)とあんちゃん(江口洋介

映画「すかんぴんウォーク」の山田辰夫と吉川晃司

「記憶の有無」を巧妙に悪用したパイオニア小佐野賢治

五条悟の死(呪術廻戦)

吾峠呼世晴が描いた煉獄杏寿郎の死に様と、芥見下々による五条の殺し方の決定的な違いは、ブレヒトがいう「ドラマツルギーの掟・タブー」を芥見下々が破った点にある。

ヒロインの牧村美樹の死(永井豪デビルマン

Cocco「強く儚い者たち」

久保田利伸「TIMEシャワーに射たれて」に「本気の嘘なら構わない」という歌詞があるが、永井豪や芥見下々や沖縄県民のCoccoの表現に痛い衝撃があるのは「強烈な風刺」が効いているからであり、生成AIで組み合わせたような「マニュアル系の視聴率目当てのショック」とは一線を画する。

薬剤耐性のイメージ図

コロナ禍の街角

zonji「kaede」

士郎正宗の「攻殻機動隊」の原作漫画に「福祉活動を10年やったら罪が減刑されるとかさあ」と軽口を叩くシーンがあり、カチンと来てマルチン・ルターのような怒りがこみ上げた事があるけどね。

いくら人間が「慣れる・適応する動物」とはいえ、政治家のスキャンダル・悪事発覚に対して、納税者の反応が加速度的に鈍くなっているのは、結果の勝敗や数字だけを求めて、哲学やポリシーを効率が悪いと考える「ゲゼルシャフトのなれの果て」を投影してると思う。

現実なのに。