バリアフリーとフレットレス

水銀の体温計

詩人のアーサー・ビナードがある本(タイトルを忘れた)の書評で「風邪をひくのは、病気を治すためという切口が新鮮だった」と書いていた。ちょうどコロナ2019の第二波の頃かな。

実際、人体が血糖値を上げたり発熱するのはその必要があるからなのだが、上記の水銀体温計がピークを42℃にしてあるように、体温が42℃を超えるとタンパク質が壊れて死に至る。

バイタル測定は他にも色々な種類があるけどね。

バイオリンの指板のポジション

普通のフレットレスのバイオリンと、フレット付きのバイオリン

▶ アナログとデジタルの違いは上記のようなもので、フレットをどれだけ細分化しても、人間の指で弾けるフレットレスの1回性の無限のバリエーションは表現できない。

ジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡

▶ それならスーパーミクロ(例:クオークのスピン現象)やスーパーマクロ(加速する膨張宇宙論)は、機械に観測させて、機械に判断させましょうというのが人工知能AIの道徳的なバイオハザードでしょう。

コトバンクより引用)

器官なき身体(corps sans organes(仏))とは:

現代フランスの劇作家 A.アルトーが作った言葉で,G.ドゥルーズと F.ガタリがアンチ・オイディプスの中で再び取り上げ,一般に広まった。

アルトーは,「身体は身体。器官はいらない。身体はけっして有機体ではない。
有機体どもは身体の敵。人のすることは,どんな器官とも協力なしに全くひとりでに起こる」と言っているが,原義をよく伝えている。

ドゥルーズらは,それを受けて個々の器官を統一する高次元の有機体,全体を支配する組織体を否定している。

一般に,部分を一定の役割に閉じ込めてしまうような統一体が存在するという前提を捨てて,それぞれの部分に多様な組み合わせの可能性を開き,常に流動的で,新たな接合を求めていこうとする考えを表している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 

 

大人用のトロンボーン(フレットレス楽器)を吹く子供の画像

バイオリンと違って、トロンボーンは子供の腕の長さでは全部の音階には届かない。

▶ ちなみに僕はアントナン・アルトードゥルーズ=ガタリは、チラ読みで参考にはなるけど基本的に嫌いで、「器官なき身体」や「リゾーム(地下茎)」という概念は、要するにピュシス系の「縁起」(仏教用語)を、ロゴス系の言語で埋め尽くそうとしているように感じられて、ちびくろサンボが溶けてバターになって発熱して気が狂ってしまいそうになる。

定常宇宙論とビッグバン宇宙論

▶ 「クリープを入れないコーヒーなんて」というけど「ロマンのない煩い宇宙」なんて眺める気がしないでしょう。

映画「利休」

豊臣秀吉の「黄金の茶室」(京都国立博物館

▶ 映画を観ればわかるけど、侘び寂びの千利休は、豊臣秀吉の金の茶室を「これはこれで腐食に耐える不変の美しさがある」と評価している。

夜空の安定した星々の営みにもそれを感じるよね。

三島由紀夫金閣寺

内海健金閣を焼かなければならぬ/林養賢と三島由紀夫

漏瑚(呪術廻戦)

なとり「フライデー・ナイト」

♪飽きたら捨てるだけ。