高校野球のピッチングの新潮流で「ショートアーム」が流行りだしているのは興味深い。
▶ 「強肩」というシンボリックな呼び方があるが、内野手も捕手も、ボールを捕球したらまずこの定位置の型に持っていくのを何度も繰り返し練習する。
肩の筋肉はもちろん使うけど
▶ 「スナップで投げる」感じなんだよね。
春の甲子園のショートアームの投手
素人考えで展開すると「これなら内野手のワンポイントリリーフも可能なのでは?」と思う人もいるだろうが、内野手はスローイングで変化球を投げたりしないので、打たれる。
上原浩治のスプリットが何故打てないかというと、まったく同じフォームと球の出どころでストレートとスプリットをクイックに使い分けてるからなのだが、やはりちゃんとしたストレート回転のボールを狙ったコースに投げられる事が基本中の基本なのは変わっていないのだろう。