週刊誌によると、南野陽子(だけではないが)の賃金(ギャランティ)は非常に薄給だったらしい。
これは雇用主がテレビ局ではなく芸能プロダクションだからなのだが、コロナ2019でシアターサンモールでクラスターが出た頃に、多くの劇団が公演中止になり声を上げた座長がいた。
「飲食店にはコロナ給付金が出るのに、劇団には何故出ないんですか。演劇も職業だと認めて下さい。」と言っていた。
GDPに反映されないからだろうか。
ピンクレディーが全盛期に動かした金額の経済効果と、本人たちの手取りの賃金の圧倒的な非対称も週刊誌で特集していたが、折角の機会なので踏み込んで考えてみよう。
仮に100万円の賃金がピンクレディーの2人に振り込まれた時に、ミーちゃんとケイちゃんで50万円で均等割するのが果たして妥当だろうか。
SBS(サイドバイサイド)/逸茂エルク「ツーオンアイス」
呪術廻戦のキャラの人気投票(少年ジャンプ)
グループで活動するタレントや漫画の登場人物に、仮にメディアミックス型のジョブ型雇用のビジネスモデルを導入すると、ピンクレディーは、ミーちゃんが正社員で、ケイちゃんは非正規雇用で常に解雇に怯えながら踊っていたり、虎杖悠仁は登場コマ数も必殺技の数も五条や伏黒より少ないのに、呪術廻戦の主人公なのはおかしい。高校生だからバイトの時給で換算すると賃金格差が甚大なのでは?
とかね。作品の作り方や芸風や品質が変わっちゃうでしょう。
胡散臭いスマホのアプリ
(朝日新聞デジタル 2021/4/30 より引用)連載:かすむリアル
第2回「1いいね=1.2円」。その「民意」は大丈夫ですか?
SNSや動画サイトで架空のフォロワーや「いいね!」を売る業者がある。
「SNS集客承ります」「1いいね=1・2円」。検索すると、10を超える業者のサイトがヒットした。問い合わせ窓口にメールで取材を申し込むと、数社から数日後に返信があった。
4月中旬、京都に向かった。住宅街の一角に、サイトの「代表」という40代男性の家があった。「万単位でフォロワーは買えますよ」。家族との写真が置かれた居間のこたつで、トレーナー姿の男性は電子たばこを吸いながら言った。
自前で大量のアカウントを確保し、フォローや「いいね!」、リツイートを行う。学生や主婦らのスタッフに複数のアカウントを作らせ、そこからフォローすることもある。
依頼は月に1万件超という。フォロワーを増やして経営を軌道に乗せるというビジネス目的もあれば、自己顕示欲でフォロワーを多く見せたい人もいる。
フォロワーの販売は各SNSの利用規約に反する。そう指摘すると、「世の中にあるいろんな数字や国の統計だって操作されている可能性がある。僕たちがSNSで数を操って、それを裁く権利がだれにあるの?」と言った。
猿渡哲也「高校鉄拳伝タフ」