シンディー・ローパー「She Bop」
▶ 平成生まれにとっては「ギャルの神様は安室奈美恵」だろうけど、昭和生まれにとってはNHK「ブギウギ」の笠置シヅ子まで遡る後期高齢者の気持ちと接続するとしても、「アンチ・ルッキズムのお転婆さん」のシンディー・ローパーは外せない。ウイ・アー・ザ・ワールドにも出演してるし。なるほどザ・ワールドのゲストじゃなくてね。
レベッカ「ウェラム・ボートクラブ」
レベッカ「ラブ・イズ・キャッシュ」
▶ 埼玉県出身の山田信子(NOKKO)は、この世代のコンテンツが避けて通れない「ツッパリ」「暴走族」「反骨精神」の流行を意識した「硬派なスタイル」でデビューしたがいまひとつパッとしなかった。
ところがシンディー・ローパーの「ハイスクール」という特級呪霊を受肉して化けた。
最近話題の大谷翔平の年俸の「900億円は後払い」を知って「なんだよ。またアメリカのマネー・ルッキズムの視聴率狙いか。やれやれ」とがっかりしたが、日経新聞社がフィナンシャル・タイムズを買収した際の競合入札の切り札は「キャッシュで払う。今すぐ払う。」だったので、貯金や内部留保が文化的習慣になってる日本の「やるときゃやる」潜在能力を、欧米各国は学習できてない気がするね。
ピンク・レディー「UFO」
UFOとは
Unidentified Flying Object(アン アイデンティファイド フライング オブジェクト/未確認 飛行 物体)の頭文字を取った略語。
これを
①ユーフォーと発音するのがアクロニム。(他:NEET(ニート)等)
②ユー・エフ・オーと発音するのがイニシャリズム。(他:USJ(ユーエスジェー)等)
宇野球一の「ファントム魔球」
五条悟の「無限」
▶ 日本の古神道の「御阿礼(ミアレ)」とは、簡単には「風の生まれる場所」や「言葉以前の言霊の源泉」という感じの意味だけど、「コトノハ(言の葉)」を呪術廻戦風にアレンジすると「呪力の依り代である術式」が表意(憑依)文字なんだよね。
呪力と術式の解説(呪術廻戦)
▶ アルファベット文字を連ねるのは、単語ひとつでも漢字と違って長くなるから、UFOのように略語にして象徴化を施す訳でしょう。話し言葉は「音」でもあるから、ビートルズ「Something」みたいに美しい韻をふむ言葉遊びも盛んにできるのだけど、「欧米の英語圏にとっての言霊・ミアレに相応するものは何か?」に興味が出てきた次第。
エスペラント語やコンピューター言語みたいに新しくて広いものじゃなくてもね。
ではまた。