▶ 能年玲奈(のん)が所属事務所と独立問題で泥沼にはまって仕事が激減した時に、手を差し伸べたのは「小泉今日子とあまちゃん軍団だった」と週刊誌で知った。
結果的に世間に浸透している「女性ジェンダー論の空気」は、ぼくに言わせれば
「あー、いけないんだー。先生に言ってやろ。セクハラですパワハラです」の領域に留まっており、棘々した空気で新世紀エヴァンゲリオンの「男を中性化しててなずける計画」に見えてしまう。自分たちが不本意に従っているルッキズムを男性にも持ちかけて。
どうなんだろうね。「モードの世界の越境性」には感じられないけど。
曽野綾子「百歳までにしたいこと」
▶ この人が笹川良一財団を後継した時は本当にびっくりした。作家なのに、そんなすごい政治力を持っていたなんて。と。
林真理子「桃栗三年美女三十年」
▶ ぼくは日大の付属校で三年間納めた学費や寄付金がどのような経路を辿ったのかは同級生の噂話で薄々知ってたけどね。
前述した「日本人は弥生時代から江戸時代まで椅子を使わない生活習慣だった」ように、林真理子をトップにポンと据えた位では、大規模の惰性がかかってる校風は変わらない。
さて大麻問題発覚のこの場面で、日大の旧理事長派は一部マスコミと結託して、SNSのステマも駆使して林真理子を潰しに行くのかドキドキして安否確認してるんだけど
「私は理事長の器じゃなかった」とか言うから
「あ、逃げるふりして周りを伺いやがった」と思った。この「権力の座に固執しない鎌倉時代以降の皇室サバイバル戦法」は、林真理子だけではなく、女性全般の処世術なのかもしれない。
僕のイメージでは、櫻井よしこや高村薫や斎藤美奈子のような「物言う女性」のFX(次世代戦闘機)は
川上未映子(作家)
なんだけど、男と女の人体の構造上、「女性は血縁関係のない他人の女性に、利権や匠の技や人脈等を、継承することに抵抗感があるんじゃないかな」と思うんだけど。
▶ ひいてはそれが、「世襲議員や世襲経営者による組織の劣化」の根っこにある気がするけどね。
映画「泥だらけの純情」
そう思いませんか。