ジャニーズ問題と歪み。推しの少女達の自我と防衛機制

アンナ・フロイト

アンナと父親のジークムント・フロイト

心理学の「防衛機制」のヴァイラント4分類の「レベル2:未熟な防衛」より抜粋。

Wikipediaより引用)

防衛機制「理想化」 
自己と対象が「分裂」している状態で、分裂させた一方を過度に誇大視して「理想化」すること。

分裂されたもう一方は「脱価値化」を伴う。

高次の「理想化」は、対象の悪い部分を見ないようにすることで自分の攻撃性を否認し、それに伴う罪悪感を取り去るのに対し、

「原始的理想化」は、対象の悪い部分に破壊されないようにその部分を認識しないようにする。

虎杖悠仁と五条悟(呪術廻戦)

▶ 僕が五条にこだわって探求している理由は、設定が28才で教師の彼が、生徒で主人公の虎杖よりも、Z世代の理想化に成功してしまった事に、作者や編集部やメディアがどのように適応していくかに興味があるのが一つある。

▶ ジャニーズ問題は、推しの女の子たちも薄々知っていた公然の秘密だった訳だが、防衛機制のベーシックである「抑圧」や、自我の歪みを何らかの反応で調整してきた筈なのだけど、流行語の「カエル化」等含めて調べていたら「理想化」に思いあたった。

僕は五条悟は目隠し(アイマスク)をしている時の方が個性的で面白いと感じるのだけど。

キティちゃんやミッフィーの口とかさ。