レッド・ツェッペリンの各メンバーのシンボルマーク
ベン図のシルエット(影)
▶ 派閥政治や政党政治は、基本的には自分個人と思想や主張が近い者同士が寄り集まって勢力を作り、相反する勢力に淘汰圧をかける領域展開。
だが、思想や理想よりも、カネと権力の実利に魅せられた「勝ち馬主義者」の便乗が増えてくると、政治の公共の福祉が崩れてくる。
人間は三人集まると社会ができるという家庭的な(子供が夫婦のどちらの味方につくか等)「社会の理解の入り口」からオートロックのタワマンを登って行くと
映画「カサノバ」監督:フェデリコ・フェリーニ
マックス・ウェーバーを軸にレジェンド学者達を社会学の勢力に取り込むことに果敢にチャレンジした大澤真幸が言うような
「社会」という得体のしれない現象が水面から浮上してくる。
石丸伸二と支持者の群れ、邑(むら)
山極寿一
例えば「京都学派」等も派閥の一種だが、人間という哺乳類の「群れの作り方と動機」には地政学も含めて多様性があるので、それが政治のイデオロギーの違いにも反映されるのだが、インターネットやAIによる情報伝達環境の変化で、位相波羅蜜のパラメータに変革の兆しがある。
歌舞伎の早替わり着替えのように慌ただしい石破茂自民党新総裁の右往左往と孤独は、映画として観れば面白いが、インフレ下で増税や年金の目減りが心配な日本国民としては
「なんだよ。これじゃ元の木阿弥じゃねえか」と心が折れそうになるが、石破氏は「党内野党」の自浄能力で
芥見下々「呪術廻戦」
百折不撓の政治活動を続けてきた人らしいので、ハラハラドキドキしながら様子観察しようと思う。
肝になるのは
「中国共産党のような一枚岩系の体制ではなく、一人一人の人間が、個人であり公人であるという民主主義の矛盾と難題に、どのように取り組み、知識人や貧困層は、どのように助言し、どのように関わっていけるか」
という事である。
「急いては事を仕損じる」というが、戦後レジームの古い既得権益層が、焦っているのが手に取るようにわかる。
藤井聡太名人
腕の見せ所かもね。人心掌握術の。